北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

Weblog北大路機関創設19周年記念-2005年7月29日あの日あの夜は阪急神戸本線京都本線乗換の幕間

2024-07-29 20:00:41 | 北大路機関特別企画
■創設19周年
 本日は7月29日です。Webというものは考えてみれば一つ記事を掲載する事で全地球規模の様々な方々と知己を交流できるという点で21世紀らしいものといえましょう。

 本日はWeblog北大路機関創設19周年記念日です。驚くもので、当時大学生の頃、神戸市内での大学行事に関する打ち上げの帰路、かなり酩酊した状態で阪急電車に乗り神戸本線から十三駅で京都本線に乗り換え、その際にロングシート車の8300系が来てしまいまして、それならば乗り心地の酔い6300系を待とう、と駅のホームのベンチに座った。

 6300系といいますか、座れる電車が来るまで待つという行為そのものは日常的によくある話だと思うのですが、当時、鞄には東芝のDynabookが入っていまして、そしてAiredgeのPHS回線端末を取り付けることができました、通信速度は128kbpsと、当時ではこれでも十分早かったのですが、PCを立ち上げ、何気なく気になっていたことをやってみた。

 Weblogというのは2005年当時、個人用メディアという潮流がある、そんな話題を大学ゼミのプレゼンテーションで知りましたので、2003年に自主ゼミとして創設されていました北大路機関を、わたしも発起人の一人ですから権利はあるだろう、とWeblogにしましたのが始まりです。酩酊の最中、あとは地下鉄乗換とバスで帰宅した構図なのですが。

 2005年といえば、61式戦車が2000年に完全退役してまだ数年という時代、873両も量産された74式戦車の退役が始まり、駐屯地記念行事ではUH-1とOH-6にAH-1が20機30機の編隊飛行を行っていた時代です。ただ、北大路機関創設当時にかずがあった60式自走無反動砲などは、ミサイルへの転換が完了し、AH-64Dの配備が間近という時代だ。

 2005年といえば、ヘリコプター搭載護衛艦はるな、佐世保から舞鶴への転籍から数年を経た頃で、1998年の能登半島沖不審船事案海上警備行動、はやぶさ型ミサイル艇配備開始、ミサイル護衛艦しまかぜ、その後継となるイージス艦あたご建造中、掃海艇はすべて木製で護衛艦はつゆき型12隻が艦隊の主力を担い、SH-60Kは評価試験中というころ。

 2005年といえば、F-4EJ改ファントムが沖縄防空の主力を担い、南九州にもファントム飛行隊、そして三菱重工ではF-2戦闘機の生産が続き、しかしファントム老朽化を受け後継機はF-22ラプターかF-15Eストライクイーグルかユーロファイターかが話題となるなかでC-2輸送機となるC-Xと次期哨戒機P-Xの開発が川崎重工で進められていました。

 19年、考えると十年一昔と言われていた時代ですので19年というのは随分変わりまして、このWeblogを立ち上げたDynabookのHDD容量は20GB、いまわたしがコンパクトデジタルカメラに装着しているSDカード容量が512GB、そしてHDD容量という表現はいまやストレージ容量といわれ、HDDからSSD容量と土台そのものが19年で移ろい。

 POMERAにiPadにiPhoneとiMac、EOS-7DmarkⅡにEF-100-400mmISⅡとG7XにG3XにEOS-M5に、実際問題、時と共に時間の自由度は限られているのですが、直ぐに立ち上げ執筆できる端末、情報を高速で検索できる端末、携帯性の高い高性能端末、限られた条件でも確実に写真を撮影できるカメラ、こうしたものにより更新を維持できている。

 19年、凄いものだなあ、と思いますのは、WeblogというものはTwitterことXやFacebookにInstagramとYOUTUBEという所謂SNS,長文の時代は終わり膨大な写真や動画情報だけを表示し、短文の未投稿する媒体が増加しているなかで、文字主体の、文字を読むことを避ける方が増える中、多くの読者の方に支えられているということでしょうか。

 Weblog北大路機関、OCNからgooブログに移行したのが2014年ですのでちょうど十年、このWeblogという媒体がどこまでシステムとして継続するのかはわかりません、ただ、需要のある限り新しい話題を提供して往ければ、と思います。重ねて、第二北大路機関、第52北大路機関ともども末永くお付き合いただければ、と思います。よろしくです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)

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