北大路機関

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【G3X撮影速報】小牧基地エアフェスタ,C-130H飛行展示撮影は地上展示機とともに見上げる(2023-03-05)

2023-03-10 07:01:14 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■C-130H&KC-767
 航空祭に多くの航空機愛好家が開門前から並ぶのは最前列で撮影する為とも言われています、実際は人の少ない段階で地上展示機を撮るという方も多いのですが。

 小牧基地航空祭、この飛行展示の撮影は例年撮影位置を迷うところなのです、撮影位置は大きく分けて二つ、最前列かそれ以外かだ。最前列でスト滑走路から勇躍飛び立つ様子と滑走路に設置し一瞬上がる白煙とともに構図を決めることができる、ではそれ以外とは。

 地上展示航空機、小牧基地の航空機は大型機が多い、UH-60JA救難ヘリコプターからして陸上自衛隊のUH-1J多用途ヘリコプターよりも大きく、U-125救難機も配備されているのですが、それ以上にC-130H輸送機とKC-767空中給油輸送機が配備され、ならぶ。

 最前列もよかったのですが、今回は最前列以外の、地上展示機とともに見上げる構図で撮影することとしました。小牧でこう悩むのは、地上展示航空機も大型ならば飛行展示を行う飛行機も大型で、特にC-130H輸送機の編隊飛行は広角レンズでも大きく映るのですね。

 C-130H輸送機、編隊飛行は何機で飛ぶのだろうか、というのが関心事なのですが、今年度は残念ながら3機編隊、最小規模の編隊飛行でした。いや、すごいときは6機編隊で飛びまして、これはもう取付けていた望遠レンズを秒で広角レンズに替えるのを強いられる。

 輸送機と輸送機、しかし、この輸送機を日本がこれから直面しなければならない“有事”というものを考えますと、もっともっと増やさなければならないように思う。その有事というのは“南海トラフ地震”もあるかもしれませんが、なにより“南西有事”“台湾海峡有事”など。

 アイゼンハワー将軍が第二次世界大戦を振り返り、連合国の勝利に貢献した装備として“C-46輸送機”を挙げていますが、実際のところ輸送力というものは空軍力の打撃力と不可分且つ中枢を担う要諦と思う。自衛隊も、輸送機というものをもう少し増やすべきとも思う。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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