■防衛情報-ウクライナ戦争
ペトリオットミサイルではできない話なのですが例えば韓国の玄武1型ももともとはナイキミサイルを転用したものでした。
ロシア軍は弾道ミサイル防衛という新しい任務に曝されています、イギリス国防省ウクライナ戦況報告8月20日付分析によればウクライナ軍は防空用として既に退役しているS-200地対空ミサイルを弾道ミサイルに転用している、そしてウクライナ領内のロシア軍陣地への攻撃に用いられていましたが、8月ごろからロシア本土へも使用を開始した。
S-200はNATO名称SA-5ガモン、液体燃料ロケットモータを用いる1950年代の原設計ですが、射程は地対空ミサイルとして使用した場合で300㎞と大きく、また速度もマッハ6に達します、なにより全長11mと重量は7.5tあり、地対空ミサイルの空対地ミサイル転用は世界各国で事例がありますが、速度が速く迎撃はS-400など高性能装備が必要です。
■第18諸兵科連合軍を新編
やはり用途廃止装備を備蓄してあるからの選択肢なのでしょうか日本では考えられない話です。
ロシア軍は戦力再編の一環として第18諸兵科連合軍を新編した、イギリス国防省ウクライナ戦況報告8月21日付分析においてロシア軍再編状況がまとめられていました。新しい第18諸兵科連合軍は動員された新兵や予備役兵から編成されているものとみられ、この背景には経験豊富な部隊をいったん後方に下げ再編する目的があると分析しています。
第18諸兵科連合軍の任務はウクライナ南部占領地での治安維持とされています。そしてもう一つ、ロシア軍はクリミア半島駐留部隊を第22諸兵科連合軍へ再編するとのこと。なお、クリミア半島へはBBCが2023年8月25日に報じたところによればウクライナ軍特殊部隊がクリミア半島西部に上陸し短時間ながらロシア軍との間で戦闘を行ったとのこと。
■クリミア特殊部隊攻撃
ロシア軍あ予備戦力が枯渇している儒教といいますので、相手にクリミア半島という後方への警備へ兵力をさかせるという意味で大きな打撃でしょう。
ウクライナ軍は占領下のクリミア半島へ特殊部隊による攻撃を成功させました。BBCが2023年8月25日に報じたところによれば、クリミア半島西部のオレウニカとマヤクに特殊部隊を展開させ、一時的ではあるがウクライナ国旗を立て、そしてロシア軍部隊と短時間ながら交戦を行った、ウクライナ国防省は作戦参加要員に被害はないと発表しました。
クリミア半島への上陸について、NHKが8月24日2159時に報じたところによれば、水上艇によりウクライナ特殊部隊が西部の岬に上陸し、ロシア軍と戦闘を交えるとともに設備も破壊したとしています。ウクライナ独立記念日に行われた作戦は象徴的なものでしょうが、セバストポリ軍港もある西部への浸透作戦はロシア軍に警備戦力分散を強います。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
ペトリオットミサイルではできない話なのですが例えば韓国の玄武1型ももともとはナイキミサイルを転用したものでした。
ロシア軍は弾道ミサイル防衛という新しい任務に曝されています、イギリス国防省ウクライナ戦況報告8月20日付分析によればウクライナ軍は防空用として既に退役しているS-200地対空ミサイルを弾道ミサイルに転用している、そしてウクライナ領内のロシア軍陣地への攻撃に用いられていましたが、8月ごろからロシア本土へも使用を開始した。
S-200はNATO名称SA-5ガモン、液体燃料ロケットモータを用いる1950年代の原設計ですが、射程は地対空ミサイルとして使用した場合で300㎞と大きく、また速度もマッハ6に達します、なにより全長11mと重量は7.5tあり、地対空ミサイルの空対地ミサイル転用は世界各国で事例がありますが、速度が速く迎撃はS-400など高性能装備が必要です。
■第18諸兵科連合軍を新編
やはり用途廃止装備を備蓄してあるからの選択肢なのでしょうか日本では考えられない話です。
ロシア軍は戦力再編の一環として第18諸兵科連合軍を新編した、イギリス国防省ウクライナ戦況報告8月21日付分析においてロシア軍再編状況がまとめられていました。新しい第18諸兵科連合軍は動員された新兵や予備役兵から編成されているものとみられ、この背景には経験豊富な部隊をいったん後方に下げ再編する目的があると分析しています。
第18諸兵科連合軍の任務はウクライナ南部占領地での治安維持とされています。そしてもう一つ、ロシア軍はクリミア半島駐留部隊を第22諸兵科連合軍へ再編するとのこと。なお、クリミア半島へはBBCが2023年8月25日に報じたところによればウクライナ軍特殊部隊がクリミア半島西部に上陸し短時間ながらロシア軍との間で戦闘を行ったとのこと。
■クリミア特殊部隊攻撃
ロシア軍あ予備戦力が枯渇している儒教といいますので、相手にクリミア半島という後方への警備へ兵力をさかせるという意味で大きな打撃でしょう。
ウクライナ軍は占領下のクリミア半島へ特殊部隊による攻撃を成功させました。BBCが2023年8月25日に報じたところによれば、クリミア半島西部のオレウニカとマヤクに特殊部隊を展開させ、一時的ではあるがウクライナ国旗を立て、そしてロシア軍部隊と短時間ながら交戦を行った、ウクライナ国防省は作戦参加要員に被害はないと発表しました。
クリミア半島への上陸について、NHKが8月24日2159時に報じたところによれば、水上艇によりウクライナ特殊部隊が西部の岬に上陸し、ロシア軍と戦闘を交えるとともに設備も破壊したとしています。ウクライナ独立記念日に行われた作戦は象徴的なものでしょうが、セバストポリ軍港もある西部への浸透作戦はロシア軍に警備戦力分散を強います。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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