冬至を祝う。この伝統は世界各地に伝承されているようだ。日本や中国などは正月として、イスラム圏やキリスト教圏も当然祝う。太陽の光が弱まり夜が長く長くなる。朝眼が覚めてしばらくすると3時すぎになると夕焼けが東京でもまぶしく感じたりする。また、紅葉も東京でも進み景色は冬に。
特に今年はコロナも3年目となり、政治も信じられないようなロシアの侵攻。さらに、国内の政治も安倍元首相の死と混乱。秋にかけては皆既月食やサッカーなど明るい話題もあったものの、何かと不安感の強い一年であったようだ。
そんな12月。縄文を感じる日々が増えたようだ。知識面では生き甲斐の心理学で長年おつきあいしてきた白鳳時代の持統天皇の研究家でもあった吉野裕子さんの著書を通じて、縄文時代だけでなく日本の文化を五行陰陽説をとおして再認識できたこと。不思議なご縁から縄文土器を実際に制作するチャンスをいただくなど縄文人の五感体感に触れることができた(妄想か?)こと。そんなことで5-6年書かずの縄文小説作成に火がついたことがあげられる。
世の中は現在決して楽観できない状況である。しかし、古代の東洋であったら五行陰陽説。西洋でも占星術をはじめ希望の明かりをともす知恵があるように、希望はパンドラの箱に引っ付いていたようにしっかり残っているようだ。今日はこれから田端遺跡で冬至の最後の太陽を見に出かける。来年が良き年でありますように。
縄文世界を感じるとき 2/10
「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」
縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。
入手方法
1.紙の本の入手については・・・
四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。
電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2
なお、国会図書館、八王子市図書館でも閲覧できます。
2.電子書籍版はアマゾンさんで、1000円で購入できますが、
Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。
森裕行
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