私が16歳のころ、祖父が自宅で亡くなった。その前後の記憶は意外とはっきりしている。
祖父は、年老いてから涙もろくなり、テレビの高校野球などで、ほんのちょっと感動的な場面があっても、泣いていた。
当時は何故、そんなに感動したり泣いたりするのか、良く判らなかったが、私もだんだん年をとってくると、何んとなくわかるような気がしてくる。若さに驚き、純粋さに感動し、青年の将来を想い、自分のことを回想し・・・
生き甲斐の心理学を勉強すると、自分の中に湧いてくる感情を認識できことは、大切なことだと気づく。また振り返って考えてみると、祖父の涙は、愛の涙だったんだなと気づく。
年を取ること(まだ、50台なのですが)で気付くことが増えるのかもしれない。有難いことである。
<感動 1/2>
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