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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

縄文人の食の多様性と生きる知恵!(古代人は真実を大切にした 2/10)

2015-06-06 | 第八章「魂と聖霊」

 一日に何種類の食材をいただいたか?今日はそんなことを考えている。

 考えてみれば、肉と言えば牛か豚か鳥(ニワトリ)だが、縄文人はイノシシ、シカだけでなく、ウサギ、タヌキ、キツネ、オコジョ、ムササビ、テン、サル、60種類にもなるという。まあ、当時に日本にいる動物すべてを食していたようだ。同様に魚も70種類。私たちはこれほど多様な動物を食しているのだろうか?フグとかナマコといった動物も、食する時は、祖先の人の叡智に感謝するのだが、多分、それは祖先であっても縄文人だったに違いない。

 彼らは今の私を含めての人たちと違い、美味しければそれをとって食べるというより、旬のものを生態系を壊さないように捕獲し食していたようだ。当然ながら、今の私たちのようにスーパーなどで好きな食材をお金を払って買うのではなく、その時々に蓄積された知識を総動員し捕獲し、最適の調理をし食したのだろう。その知識は恐らく今の私たちのそれどころではないだろう。

 そういった、縄文人の知の体系、勿論、昨日のように太陽などの天文の知識も含めての知の体系。それは、スマホをあやつり日々インターネットと接し、ゲームをしたり温泉や食事のテレビを観ている私たちの知の体系と比べて劣るのだろうか?

*縄文人の文化力 (小林達雄著)を参考にしました。感謝します。

古代人は真実を大切にした 2/10

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