田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

のどかな春 雉の散歩 春のあめ

2007年03月24日 | 日記
三月二十四日(土)曇り 暖かい南風 昼過ぎ 寒冷前線線の通過? 気温下がる
今朝は四時すこし前に床に着いたが、身体を横にしたとたんに咳が出始めたのだ。
それまではBS2のTVを四時間近く見ていたのに咳はあまり出なかった。
風邪が治り始めたときに、深夜のTVを長時間見るのも問題あるが、偶の不摂生も元気なうちと少々生意気になっていたのこも知れない。

昨夜のメトロポリタン歌劇場の総支配人ジョゼフ・ヴォルビー氏の退任記念ガラ・コンサートのⅤTRだった。昨年五月二〇日にメトロポリタン歌劇場で講演が有ったことは新聞で読んでいたが、メトの舞台装置の大掛かりのもの、機械仕掛けの問題だけでなく、大道具係りの一人ひとりが音楽を知り尽くした上での総合芸術なのでその素晴らしさに久々に感動してしまったのだ。
彼は見習いの大工としてメトの大道具の係りとして仕事を得たイタリア系移民の息子で総支配人まで上り詰めたアメリカンドリーマーなのだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%AD%8C%E5%8A%87%E5%A0%B4
多くの新人歌手が舞台裏で大道具や裏方に助けられ大物歌手となるのだが、その全てを知り尽くしての総支配人とは絶大な地位と権力を併せ持った者であるゆえ、楽団員、合唱団員、歌手、舞台装置を維持するシステムと金の全てを掌握して、更に芸受精の高いオペラを維持していく力を持ち、多くの人に愛され惜しまれながら退任する姿がTⅤ画面に温もりと寂しさを感じさせた。

ゆっくり起きた時に、妻・Mは出かけるところだった。
それ成りに事を済ませ朝飯の仕度をしていると眼下に見える隣の畑で、雉が啄ばみながら散歩をしている。
ここは雉にとって春の激戦区であって四月になれば縄張り争いで三つ巴卍争いが始まるのだ。
我が家の西側の山から畑に面する一区、我が家の北側の山の斜面から見下す畑、それに隣の畑と山に続くバックヤード、更に南の下の畑と言うか雑草の生える場所、その四ヵ所の接点が縄張りの熱き戦い地点となるのだ。
今日はのんびりと啄ばみながら身づくろいなどに勤しんでいるが、
さて、さて 今は夕方五時すこし過ぎ 外はしっとりと春雨に変わっている
コメント
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