田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

講演 五無斎・保科百助先生の人物像と業績

2008年03月17日 | 講座受講
3月16日(日)晴れ 薄曇?春霞・・・・・暖かな一日

風邪からも脱却して午前中は慌しく午後の公開講座の仕度をした。
仕度といっても俺が話しをするわけでもないのに、いろいろ準備に手間取る。
会員の20年度会費の徴収票・・・これが一番大事!!

「たてしな歴史研究会」の恒例の年度末行事『町民歴史公開講座』が町・中央公民館で開かれる。
遅めの朝飯だったために12時半の集合時間には何も食べないで出かけた。
会場に着くと既に机が並べられ看板全てが用意されていた。
会長に聞くと町教育委員会のYさんが午前中に済ませてくれたという。
今回俺は風邪でボケていて全てをかばーしてくれた皆さんに深く感謝をしたい。
仕分けをしながら会費を集めたり、レジメのホッチキス止を流れ作業でこなした。
茶話会の買出しを先に済ませとくということで、いつもは女性陣がやってくれるが皆さん風邪を引いている。
男女協働参画ということで俺が行くことにした。
25本のお茶と菓子、占めて3750円と格安の買い物で毎年当てにされそうだ。
戻ると客席はホボ満杯!!10分前だというのに・・・・
後ろに2列のテーブルを追加、14人が座れることになる。

定刻に開始され講師の竹花初雄先生、相変わらずダンディーな姿が似合う。
これでまた野良衣に着替えてトラクターに乗る様がたまらなく魅力が有る先生だ。

今日の題目は「五無斎・保科百助の人物像と業績」となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E7%A7%91%E7%99%BE%E5%8A%A9
五無斎が歩んだ信州の教育者としての話しを淡々としかし、おくには熱いものを感じる口調で語ってゆく。
会場を埋め尽くした中の高齢者には竹花先生の教え子が多くこられているという。

保科五無斎は教師の傍ら鉱石見本を作り県内多くの小学校や現在の高等学校などに配っていたそうだ。
それだけではなく人の平等、教育の機会均等を重んじて同和教育の実践的先駆者であったことが語られてゆく。
地元立科の学校現在の蓼科高校では教壇生活最後を過ごすことになるが、退職後は筆を売り隅を売ったりしながら私塾を開港したと聞く。
そのときの資金の応援をした仲間たちへお礼の手紙を書いたという大きな半紙に筆書きで「御○○○○ス」(お神酒飲み干す)ような書き方をした書をかざしながら話しを進めてくれた。

後半は先生がこまめに集められた様々な資料を持ち込まれ見せ、貼り出して解説をしていただいた。
いつの日かに資料と先生の語りをDVDに納めたいと感じた。

2時間のお話をありがとうございました。
竹花初雄先生は御年81歳で矍鑠とされ、現代のものにも強く日々ブログを発信されていること。
また、年数回の海外旅行をする好奇心の旺盛な方でも有る。
ブログ「浅間の煙」を是非訪問してみてください。
http://blog.goo.ne.jp/h-takehana


夜は山裾の集落 “大深山”集落の役員改選があり公民館の役も残る14日間のみとなった。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダンディ竹花先生は。 (小泉文利)
2008-06-10 09:11:59
トラクターも似合う方ですね。最近お見かけしました。
返信する
ダンディーな先生 (山裾の人)
2008-06-10 11:31:50
小泉文利 さま
コメントありがとうございます。
“浅間の煙”でお名前を拝見していますが・・・
是非、お近づきを願う次第です。
向後、宜しくお願いします。
返信する

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