田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

晴れ 寒冷前線は黄砂も引き連れて通過したようだ

2011年05月14日 | 日記

5月14日(土) 今日も黄砂が濃い 午後には風も治まり 視界が広がる

SalaとAlgoの飯は向かい合わせに勢いよく始まる。朝晩の一日二回の食だが、主食は365日同じ草食系のドッグフードに決められている。Algoは一粒づつ咥えては少し離れたところでカリカリと音をたてて食べる。Salaは食器に口を付けたままガツガツと一気食いをする。当然Salaの方が早く食べ終わるが、彼が食べ終わる頃、Algoは半分くらいが残っている。Salaはスキを見てAlgoの飯を横取りするのだが、このところ自己意識が高くなったAlgoはそれを許すことはない。 

 彼らの主食は365日同じ、俺たちの主食も玄米に赤米と米を混ぜて炊いたものを常食としている。おかずも今日は、ネギだけを少し甘めに煮たものとコゴミの湯がいたもの(おしたしダと言う声が飛ぶが)、今週辺りからコゴミとわらびが交互に食卓に昇る。そして、味噌汁は手前味噌で具沢山に作るようになっている。

今日の昼飯はMがチョット畑に ・ ・ ・ と云って出て行った。「今のニラは柔らかく、香も強いので美味しいのよ」と云っていたのを思い出した。ニラを小麦粉で溶いて、その中に干しエビや桜エビを入れる。ニラ煎餅と呼ぶ集落では昔からオヤツのときに作ったと云う。これに豆腐がでてきたが、辛みそを添えて食うのが実に美味い。簡単な昼飯だが、裏山や畑から取ってきたものを食卓に載せる安心感は田舎暮らしならではのものだろう。 

ニラ煎餅を焼いているときに、何時もの雀が覗きにきた。彼らは飯ときになると窓の縁まできて部屋の中を覗き込む。今は芝生の虫をついばんだり小さな虫を追いかけながら、人の食う物もたまには口にしたいようだ。 

 午後になって風も治まり、空もだいぶ青さを見せ始めたので、外に出た。西の外れでびっくりグミの花が咲いた。今年は枝落としを激しくしたので花は無理と諦めていた。

 この花も近くで見ると厚ぼったく、牛乳パックで作ったリサイクル葉書のようなザラザラ感をもっている。ランプの傘のような花びらと自在鉤のような雄しべがユニークだ。どのくらいの重さに耐えるのか試して見たい ・ ・ ・ 

ボランティアの総会の準備に追われているが、庭に次々に咲く季節の花が“草を刈ってくれ”と云っているのが聞こえる。

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