【新緑の中を歩きながら、私は何を想う・・・】
このブログを始めた頃、柴犬を飼っていました。
名前はココ。
この公園には、彼女とよく来ました。
たくさん優しい想い出をくれたのに、
私は彼女の事を考えると後悔の想いでいっぱいになります。
皮膚病だったココ。
体中の毛が抜けてしまったココ。
やせ細ってしまったココ。
それでも14年生きたココ。
あの時もっと
あの時も、もっと
彼女のために何かしてあげる事が出来たんじゃないのか。
でも優しいココは
きっと私を許してくれていたのだと思います。
そう信じるしか微笑んで生きてはいけないのです。
父は時々、私のブログを読んでいました。
でもあまり長い文章は読まなかったみたいです。
ほとんどは写真だけを見ていたのです。
そして会った時にはいつも
「写真が綺麗だね。」と
褒めてくれました。
うちの家族はみんな身内馬鹿ですから。
2013年の5月26日に父がこの世界から去って行った後、
私はこの公園に散歩に来てカメラを何かに向けると、唐突に悲しみに襲われることがありました。
もうこの写真を見てくれた父は居ないんだな。
もう褒めて貰えないんだな。
あれから三年が経とうとしているけれど、やっぱり悲しくなるのです。
だけどそれでもやっぱり私は、カメラを持って一人でお散歩しているのですー。