ここ数日、ブログ更新をしなかったのは、なんとなく先に貼っておいた、この数枚の画像にどんな言葉を付けたらいいのか迷っていたからです。そんな事で止まるのかと言われればその通りなのですが、自分で設けてしまったハードルは小さくても越えなくてはいけないような気がします。一つずつ越えなくては、何も前へは進めないものなんですね。
「つつじ祭り」などが始まる今の季節は、本当につつじの花が綺麗な季節です。でもそんな「つつじ祭り」などと言う所に出かけて行かなければ、あちらこちらの庭先や生垣、または街路樹のように道を彩っているこの花をそんなには注目して見る事はないんじゃないかしら。
この平凡な花に、どんな言葉を付けたらいいのだろうかー。
何も閃かずに時が過ぎていきました。
なんともつつじに対して失礼な事ですね。
カメラを向けて写真を撮っていること自体、実はこの花が好きだと言う証だったのに。
家の近くに立派に咲いている花をしっかり見ると言う事も、素敵な事なのですよね。
ところでトップ画像の東屋は、いつも素敵な雰囲気を醸し出しているような気がして好きな所です。
「あずまやで 待っていてねと 文渡す 白きブラウス 初夏の風受け 」
最初はそんな歌を思いついたのですが、この画像を見ていたらそうじゃないなと言う気がしてきました。
そこにはゆっくりと時を刻んだ二人の人が向き合って座っているような気がしたのです。
そういうのって、いわば心象風景って言うのでしょうか。
それとも、実際に中にいたのは老いた人々で、それを私は何気なく見ていたのでしょうか。
ここ数日体調が思わしくなく、いろいろと持病を持っているもので、金曜日の夜はとうとう血尿が出てしまいました。
土曜日の朝一で病院に行きお薬を貰って飲み始めましたが、病院で待っている間に喉も痛くなり、風邪薬も一緒に飲むことになりました。
ひたすらだるくて起きたり寝たりを繰り返していましたが、寝ている間に夫が放置してあったキッチンのお片付けをすべてやっておいてくれました。
「母の日だからね。」と夫は言い、
「何かが違うような気がする。」と私は言い、だけど本当に私は嬉しかったのです。
最近ちょっとギスギスしていたかもしれません。
でも優しくされると人にも優しくなれると言うもの。
明日からまた頑張ろうー。
病気だったけれど、5月8日の「母の日」は、私的には良い1日となりました。
サンクス。