【薔薇の画像と雑文と】
紫の薔薇を見ると、どうしても漫画の「ガラスの仮面」を思い出してしまう私です。
紫の薔薇をヒロインに送り続ける謎の人。
誰なのかは読者は分かっていて、ヒロインには分からない。
ヒロインのお芝居の情熱や舞台を見るような楽しさに加えて、
あなたの大切な愛はそこにあるんだよってモヤモヤとしました。
結婚した頃までぐらいは読んでいたのでしょうか。
美内すずえさんの漫画は、その作風が可愛らしい感じなのに、なにせ彼女がストーリーテラーなものだから引き付けられる人も多かったと思います。
でも1975年から始まったこの漫画がいまだに未完とは驚きですよね。
もちろんこの花の名の由来は
「しのぶれど 色に出にけり、わが恋は ものやおもふと ひとのとふまで」
ですね。
もう一つの紫の薔薇。
ちょっと蜜を取りに来た虫さんも写してしまいました。
ところで、下の画像の花は「ベルサイユのばら」と言うのですって。
花が大きすぎて重いのか、あまり綺麗には撮れなかったのです。この花はご存知漫画の「ベルサイユのばら」とのコラボ作品と書いてありました。
「えっ、どこが!?
ええっ、なんで!?」
と、なんか納得がいきません。
この薔薇を見ていても、オスカルとかマリーアントワネットとか思いつきません。
ちょっとだけ調べてみました。
それでこの花を見てイメージがわかないのは、
もう一番美しい時を過ぎてしまっていたからなんだと分かりました。
この「ベルサイユのばら」はシリーズで、オスカルからアントワネット王妃にアンドレやフェルゼンにローズと他に5種類ありました。
こんな所で漫画作者の池田理代子さんの挨拶などを読むと、
この薔薇誕生のいきさつなどが分かりますよ。
薔薇の名前は面白いですね。
どんな音楽を奏でてくれるのでしょうか。