カワラナデシコ(河原撫子)は、ナデシコ科の多年草で、
本州以西・四国・九州に分布し、
日当たり良い草原や河原に自生します。
園芸種の「絞り咲きカワラナデシコ」は、
白地に紅の絞りが入り、
花弁先が細かく分かれて美しい撫子です。
5月末から咲き始めました。
6月上旬、次々と開花、
6月中旬の花、
紅絞りの入り方が様々で、
6月末まで、玄関前を飾ってくれました。
「深山八重紫」(ミヤマヤエムラサキ)は京都府産で、
装飾花が濃い青紫の八重咲花です。
池の北側に植えましたが、隣りのエゾムラサキツツジが大きく成長し、
その陰で樹高30cm程と小さくひっそりと咲いています。
今年は僅か2輪だけの開花でした。
6月上旬に咲き始め、
6日後には、
6月中旬、
その4日後、装飾花の花色が、濃い青紫色に変わって来ました。
6月下旬です。
八重の装飾花と小さな両性花をアップで見ます。
現在も色褪せながらも咲いています。
花色は土質で変わる性質があるので、赤紫色の場合もあります。
樹高30cm位で、業者による雪囲いでは無視されて、
冬は雪に押しつぶされ、春に立ち上ってきました。
黒松の樹下には「清澄沢」が咲いていたのですが、
雪囲いの支柱の下敷きになり、
1本だけ枝を伸ばして命をつないでいます。