「ギンパイソウ」(銀杯草)は、ナス科の多年草で、
原産地は南米のアルゼンチンやチリだそうです。
19年前に亡くなった養母が、庭に植えていたものです。
その後、庭を作り変えましたが、
東庭の踏み石周りで、点々とカップ状の白花を咲かせています。
(別名がサカズキソウ)
6月中旬、草丈5cm前後で、
花径3cm程の白花を、上向きに咲かせました。
7月初めに咲いていた花です。
私が植えたヒメイワダレソウが強力過ぎて、
追われるように移動しながらも、
暑い夏に涼感を与えてくれます。
4月下旬に開花したハナイカダ、
花後の6月には緑の果実を結び、
7月に茶色から黒色へと変わって、熟してきます。
6月上旬、各葉の中央部に、花後にできた緑果です。
6月中旬の果実、中には3個着いた所も、
6月下旬の暑い日、葉が垂れ下がって、
庭木にも水やりをしました。
7月上旬になると、果実が色付き始め、
緑から、茶色、黒へと、果実の熟し度が色に現れます。
7月中旬、殆どの果実が黒熟してきました。
株立ち状に幹枝を伸ばし、樹高は90cm位(1本だけ130cm)、
年数経ても、普通の樹木のように幹が太くなることはありません。
この後、数日で殆んどの果実がヒヨドリに食べられました。
食べ残しの果実を食してみました。
中に2~4粒の種子を持ち、甘く食べれますが、
庭には数株のブルーベリーがたくさんの実を着けて、
収穫を始めているので、ハナイカダの実を食べたいとは思いませんが、
実が小さい分、鳥には食べ易いのでしょうか?