「伊那紅てまり」(イナベニテマリ)は、長野県伊那谷産で、
装飾花が手まりのように丸く固まって咲きます。
花色が、白から紅へと変わりますが真っ赤にはなりません。
5月末の咲き始めは、黄色味を帯びています。
6月上旬、
装飾花のガクが開き切った時には、白色となります。
6月中旬、花色がピンクを帯びてきます。
装飾花の中心の花は青く咲き、
ガク片は鋸歯が出る特徴があります。
6月下旬、高温と強い陽射しで傷みが出てきましたが、
真っ赤に染まることは無いようです。
以前に、折れた枝を、食虫植物サラセニアの鉢に刺したら根付き、
生きミズゴケのマットで親株よりも大きく育ちました。
7月20日、剪定前に、花の終わりを記録します。
装飾花のガク片は反転し、こんな色に、
ガク片が枯れ落ちる頃、両性花が種子を稔らせていました。
今年開花したヤマアジサイの終いが、この手まり咲きでした。
園芸化したウチョウランの長舌花(チョウゼツカ)は、
唇弁が長大化した花を咲かせます。
野生種に比べて、丈夫で育てやすくなりました。
元は1球でしたが、3号鉢植えで増殖して、
たくさんの花を着けました。
6月中旬、蕾が開き始め、
3日後には、唇弁を長く伸ばして開花しました。
6月下旬、たくさんの花を開きました。
7月上旬、花の終盤です。
実桃の「武井白鳳」(タケイハクホウ)、
花後の果実の生育と収穫の記録です。
収獲できれば老人2人が家で食べるだけなので、
無農薬で、袋掛けなどもしません。
肥料もやりませんが、南側の菜園に根を伸ばし、
北側のコンポスト(生ゴミや草をを投入して堆肥化するプラ容器)
の下に根を伸ばしています。
果実のサイズは小さいですが、美しい外観と食味の良い品種です。
5月下旬に着いた、たくさんの緑の果実、
摘果して実の数を減らします。
6月下旬、順調に生育し、果実が肥大しました。
小さい実や混んでいるところを再度摘果しました。
7月上旬、毛が密生した果皮のためか?
鳥の食害が殆どありません。
7月10日、熟して自然落果する実も出てきました。
この日、最初の収獲をしました。
YD苗なので、樹高が低く、枝を横に張るので、
背が低い私でもすべて手取り出来ます。
以後しばらくは、午後3時が桃を食べる時間となりました。
甘くて多汁、美味しい桃です。
7月16日に2回目の収穫です。
7月24日、最後に残った果実をすべて収穫しました。
今年は桃の収穫が今までで一番多い年でした。
( 実梅の収穫は少なく、リンゴは3個しかなっていませんが、)