「ナツツバキ」(夏椿)はツバキ科の落葉高木で、
宮城県以西の本州・四国・九州に自生します。
挿し木苗をいただき、鉢植えで毎年開花した樹を
庭の東と南のブロック塀際、2か所に移植しました。
樹は3~4mに成長しましたが、
移植が良くなかったようで、全く花が咲かない年もありました。
今年は3個と2個、計5個の蕾が着き、
花を見ることが出来ました。
6月中旬の蕾、
6月下旬に開花しました。 径5cm程の白い5弁花です。
道路に向いた高い所で咲いたので、脚立を使って撮りました。
花は1日花なので、あっと言う間に花期が過ぎました。
「スイセンノウ」(酔仙翁)はナデシコ科の常緑多年草で、
ヨーロッパ南部が原産地です。
白い毛が生えたフェルトのような質感の茎葉から、
フランネル草の別名があります。(学名:リクニス・コロナリア)
庭を作り変えたばかりの頃、犬散歩中に種をいただき、
庭に蒔いたものが世代交代しながら殖えています。
5月下旬から咲き始めました。
塀際や樹木の周りなど、こぼれ種の実生で移動しながら、
花茎3cm弱、紅紫色の5弁花です。
漢字の酔仙翁は、赤い花が酔っ払っているように見えたから?
6月上旬の花、
6月下旬、遅れて咲き出した株です。