Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ホトトギス(2)~キイジョウロウホトトギス

2017-10-26 | 山野草

キイジョウロウ」(紀伊上臈)ホトトギスは紀伊半島の
限られた地域に自生する、
絶滅危惧種です。
「上臈」とは大奥の職名で、優雅な貴婦人の意味です。
 
乾燥と暑さに弱く、夏に葉枯れして、
一般に栽培難易度が高い山野草ですが、

私の所では、深鉢に生きた水苔で植えて、毎年開花しています。
 
10月初め、最初に咲いた1輪です。
釣鐘型の黄花を下向きに咲かせます。
 
 

 
初夏までは日中に陽が当たる所に置いたので、
葉焼けが進みましたが、
花数は多く着きました。 
 

 
6枚の花弁の内側には、紫褐色の斑紋があり、 
 

 
外側は、艶やかな花弁に包まれています。 
 

 
下方から、シベの様子を覗いてみました。
1つの雌しべの周りに6本の雄しべです。
 
 

 
花は長くはもたず、10月半ばには咲き終えました。 
 

 
(他に、キバナノツキヌキホトトギスと、タカクマホトトギスを
普通の用土で鉢植えしています
が、今年は蕾が着きません。)


 

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サツマイモの栽培2017

2017-10-25 | 家庭菜園

サツマイモ」はヒルガオ科で、朝顔の仲間です。
窒素固定細菌との共生により、やせた土地でも育ち、多肥は禁物です。
 
栽培品種は関東で人気の「紅あずま」です。
収穫したのは10月13日に、まず1畝、
表皮は紫がかった濃い赤色、果肉は黄色く粉質、 
ホクホクとネットリの中間タイプです。 
 

 
 
ホームセンターで買った挿し芽25本を、
2畝に植え付けました。
自宅から少し離れた、宅地跡の空き地を利用しています。
日照で干からびたようになるので、ジョウロで水やりに通いました。

(左の畝にはジャガイモ、右はニンニクです。) 
 

 
5月30日、発根して茎葉を立ち上げた苗、以後は放任栽培です。 
 

 
6月下旬です。 左側のジャガイモが繁茂し、
サツマイモの株周りは雑草だらけで、茎葉の成長がイマイチ、 

 

 
7月中旬、ジャガイモが枯れ始め、収穫期を迎えましたが、
サツマイモの畝間から、自然実生で生えてきたコスモスが伸び出して、
 

 
9月20日頃、大きく成長したコスモスが雨風で倒れて、サツマイモを覆っています。 
 

 
9月27日、倒れたコスモスを除去しました。(大仕事でした) 
 

 
サツマイモの茎葉が、周辺に伸び放題です。
(放任なので、ツル返しはしません)
 
 

 
10月13日、1畝分のツルを切除、 
 

 
イモを掘り出して、記念撮影です。 イモが大き過ぎ? 
 

 
翌日、残り1畝も掘り出して、今年の収穫終了、豊作でした。
すぐに食べないで、しばらく貯蔵した方が甘くなって美味しいです。

 

 
隣家2軒と近所の知人に一部を分け、大阪の孫に少し送り、
残りを老人2人で無事食べ尽せるだろうか?

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大文字草(1)~ミヤマ大文字草

2017-10-24 | 山野草

大文字草はユキノシタ科の多年草で、
北海道から九州、高山から海岸まで、広く分布します。
基本種は「大」の字型の白い5弁花です。
 
ミヤマ大文字草」は高山性の小型種、長年鉢植えで維持してきました。 

自宅北側の山草棚で、花茎を上げ、玄関前に移動して開花です。 
 

 
他の大文字草に先駆けて、9月末、最初の1輪が開きました。 
 

 
10月初めです。
 

 
白い花弁に、雄しべの葯が淡オレンジ色です。 
 

 
10月上旬、2本の花茎から次々と開花、 
 

 
人工育種による赤花や八重咲種などが多い現在、 
 

 
野生種の持つ良さ、素朴な造形美を感じます。 
 

 
ほぼ満開となった、10月中旬です。 
 

 
10月下旬の現在、白い花弁が茶変して、種子を結びつつあります。
花茎を切除し、鉢を定位置に戻して休ませます。

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キジの若鳥集団

2017-10-24 | 野鳥

ほぼ1か月ぶりに、キジの若鳥集団に再会しました。
 
10月20日昼、トラックも軽自動車も通らないであろう時間帯、

栖吉川左岸、堤防道路に出てすぐ、前方道路右脇にに雌キジを発見、
コンデジでズームアップ。

 

 
離れたままで回りを見ると、左側から出てきた1羽が走ります。
 

 
雌が3羽、右上に雄が1羽、 
カメラが遅れて、路上を移動中のオスが撮れず、

 

 
立派に成長した、若雌鳥です。 
 

 

 
右側の雑木下に、雌5羽が集まり、雄1羽はこの先に隠れました。 
 

 
1羽が道路に出てきました。 この画像に5羽いるのが、分かります? 
 

 
道路を渡った所で、踏切の警報機が鳴りだし、慌てて引き返します。 
 

 

 
電車が通るのに合わせて、私も道路を通過して、
菜園や資材置き場のある先まで歩いて、引き返します。
キジを驚かさないように、慎重に歩きましたが、
雄鳥を筆頭に次々に飛び立って、対岸の河川敷に移動しました。
 

 
コンデジ操作が間に合わず、やっと撮れたのがこの2枚でした。

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ホトトギス(1)~白秋

2017-10-23 | 山野草

秋を代表する山野草、鉢植えの「ホトトギス」と「大文字草」が花盛りです。
 
ホトトギス
(杜鵑)はユリ科で、日本を含む東アジアに分布します。

花の斑点模様が、鳥のホトトギスの胸の模様と似ることから名付けられました。
 
白秋」(はくしゅう)は台湾産ホトトギスの改良種で、丈夫です。
9月初めに咲いた花、白い花弁に、紫の斑点が薄く入ります。
 
 
 
9月末の様子です。 蕾がたくさん着いています。 
 

 

 
増殖して複数の大鉢に植えて、10月に入っても開花が続いています。 
 

 

 
茶花にも向く、上品な感じです。 
 


コメント (2)
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