「屋久島ダイモンジソウ」は屋久島の固有種で、
標高1000m以上の、湿った岩上に自生するそうです。
草丈数cmで、葉も1cm余りの矮性種です。
今年はかろうじて、1本の花茎を伸ばし2輪開花しました。
11月初めの花です。
その3日後です。
アケビはアケビ科のつる性落葉低木で、
小葉が3枚の「ミツバアケビ」は、
市場で買った鉢植えを庭に移植したものです。
3月下旬、芽生えた新葉と花穂、
4月初めに開花しました。
大きめの雌花と、小さくたくさんの雄花、自家不和合性です。
雌花のアップ、
小葉が5枚で、果皮が着色しない白アケビを近くに植えて、
オシベを採って、人工授粉をしました。
今年は花数が少なく、実成りはミツバアケビが2個だけでした。
また毎年産卵に来るアケビコノハが飛来せず、幼虫を見ません。
6月上旬の緑の果実です。
生育して果皮が紫色になった、11月中旬の果実です。
その6日後には、果皮が割れて、
11月中旬、果皮が開いてきたので、
翌日収穫しました。
白い果肉の部分(黒い種子を包む胎座)に甘味があるので、
1個だけ子供の頃を思い出して食します。
果皮はほろ苦く、季節の風味を肉詰め料理でいただきました。
暑い夏から気温変化の大きな秋へ、
例年以上に美しい紅黄葉を見せた庭木、
ほぼ散り終えた花木から紹介します。
5月に紅花を咲かせたヤマボウシの「サトミ」です。
この品種は開花時から一部に紅葉が出始めて、
夏場にポツポツと紅葉しながら、落葉してきました。
10月上旬の紅葉姿です。
10月中旬、
その7日後、
10月下旬、毎日落葉し、落ち葉拾いが毎朝の仕事になります。
11月上旬、葉数が少なくなってきました。
背後の黄葉は、ハナノキです。
11月下旬、残り葉が朝日を受けて、
別のベニバナヤマボウシ・紅富士は遅く紅葉し、現在真っ盛りです。
台湾ホトトギスの 「松風」(まつかぜ)は、
濃い紫の斑点が入る花です。
今年は不調で、1輪だけの開花でした。
5号深鉢植えで、草丈20数cmです。
10月下旬の開花、
その2日後の花、
外花被片の根元になる距には、蜜があります。
台湾系ホトトギスの「青龍」(せいりゅう)は、
斑点が少ない青色系で、花弁が青~赤紫色に染まります。
6号深鉢植えで、草丈30cm位です。
10月中旬、最初の1輪が開きました。
その2日後の花、
花弁は、幅の狭い内花被片3枚と幅広の外花被片3枚の6枚で、
オシベは6本、メシベは3裂し、更に先が2裂しています。
メシベには、小さな水滴のように見える腺毛状突起が密生します。
10月下旬、
10月末、
11月中旬の最後の1輪です。