いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

小鳥の餌から紅花が咲いた

2013-06-29 23:27:40 | 
去年、一昨年と冬場に小鳥さんに食べに来て貰いたくて、ホームセンターで買った「ハトの餌」を、

家の裏(もと田んぼ)に結構たくさん撒いていたんですよ。

そしたらば・・・今年4月だったか5月になってだったか、草刈りをしようとして、

何だかなぁ~普通の雑草じゃない、見慣れない草が伸びて来てたわけ。

どんな草になるのか少し成長するまで様子を見よう~と刈らずに残して置いた。

その内に段々と成長してきた草は、何処かで見たことがある花のような。。。。。





この大きさに育つ少し前、これはもしかして?紅花かもなぁ~。。。と

5.6年かもっと前に道の駅でドライフラワーにしようと思って買った紅花に茎や葉っぱが似ていたので、

ハトの餌の中に入っている種の内容を妹が1つ1つ調べてくれた所、

あった~!やっぱり紅花(サフラワーと表示)の種がハトの餌に使われていたのだ~。

そして、成長が進む程に紅花に間違いないこの状態となった。

トゲトゲが1杯あるし紅花らしい姿に感激・・・こんなこともあるんだ~。





これは散々調べてみたけれど、結局名前が分らなかった何処となく麦っぽい植物。

こんなの1度も近場で見たことないし、多分これもハトの餌の中に入っていた種が発芽したと思われる。

もしかしたら、ウインターピースとかって名前のものかも。



そして、ついに花が一輪開花したのが6月19日頃だったか、その後次々に開花。

始めは鮮やかな黄色で咲きだして次第に綺麗なオレンジ、赤色へと変化していく。

紅花というと、ずっと前に兵庫県姫路で開催されていた「徳川家康展」で

紅花から抽出した染料を使った着物を見た記憶がある。(どんなだったかハッキリしないけど)



花の黄色を染料に作り出すのは割合に簡単なんだとか、それに比べて赤色は何度も工程を繰り返して、

作り出すのに手間隙を要する難しい色だと言う。

化粧品の口紅に使われたり、書道の墨に使われたりとその用途は多岐にわたるそうな。

そして、現在は食用油を採る目的で栽培されている所が多いそうだ。



地元の道の駅にも売って居たくらいなので、成ろう事ならこの種が落ちて来年も咲けば良いけど、

そう上手くは行かないだろうな。。。

紅花が咲いた場所は、去年イノシシが来てガンガン耕し捲くった後を妹が懸命に

土を元へ戻した所なので、今年も種が落ちた後にイノシシが来てグチャグチャに耕したら、

もしかして?来春に芽が出たり・・・せんかなぁ~。





コメント (2)
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