こうして見るととっても可愛いのに、名前は長ったらしくあまり可愛くない「イヌコモチナデシコ」

ご近所さんの駐車場に群生してたのを、おチビちゃんたちと一緒に摘んで遊んだ後、
コップに挿して飾ったのが5月初旬の頃のこと。その後も暫く咲き続け・・・

今はもう花の時季はほぼ終り、来年もビッシリ咲くかなぁ~。この花に目を止める人って少ないかも・・・
道路沿いや荒地にポツンポツンと小さなピンクの花がつくだけだから。

ナデシコ科の植物で、原産はヨーロッパ。
で、在来植物と競合、影響を受けるとされ進入生物に指定されているらしい。
そんなでも、草木に罪はないし可愛いので毎年花の咲く頃を楽しみにしている。

これもナデシコ科の花、マンテマ。実物は写真よりもうちょっと小さな花が可愛い。
原産はイヌコモチナデシコと同じくヨーロッパ

江戸時代に観賞用として持ち込まれたものが野生化し、
本州中部以南の河川敷や市街地で見られるようになったそうだ。

何年も前に始めて見つけたのは、道路べりの雑草がはえている中に草丈も低く
ほんの少しの花を付けているものだった。

それが今年、道路沿いの我が家のポピーと雑草が混在する荒れた畑や
別の雑草だらけの元田んぼだった所で、一気に蔓延った。何がどう作用してこんなに蔓延ったのか?
自然の営みってどうにも予測がつかないのだけれど。草丈もここまで伸びたのは初めて見たしなぁ~。

ただ、今年はいろんな野草や庭の花たちもだけれど、みんな勢い良く綺麗な花を付けたように思える。
もしかして、春4月が結構寒かったのが花たちに良い影響を与えたってことがあるのだろうか?
何にしても、好きなイヌコモチナデシコもマンテマも1杯咲いてくれて、
(外来種と眉をひそめられる野草かもしれないけど)小さな可愛い花に私は癒される~。