いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

未成熟なショウジョウトンボ♀

2013-06-23 22:33:34 | トンボ
去年一昨年と2年続けて、冬に野鳥に上げるために田んぼ後に市販の種を撒いていたのだが、

春にいつもの様に何も作っていない田んぼの草刈りをしようかと思った時、

「これはただの雑草じゃないかも・・・」と思える物が幾つも育っているのを見つけた。

で、「鳥の餌を撒いていることだし、変わったものが生えてきたのかな?」と草刈りを中止した。

それが、段々と育ち花芽が上がって来た時点で、どうやら「紅花」らしいことが分った。

花が咲くのはまだ当分先だけど、今この状態を写真に撮って置こう~としたのが、2週間以上前の6月4日のこと



紅花ともう1つ何か調べても分らない麦っぽい植物の写真を撮り終えた時、

目の端に薄い黄色いトンボが飛んだのが見えたのだ。

ん~~?黄色いトンボ!そんなの見たことないけど。。。。。

何だ?何だ?と飛んだ方をさがしてみれば、居ました~すぐ近くに止まっているじゃないですか!?




写真に撮ったのと実際見た色は少し違って、実物のほうがもっと透明感のある綺麗な黄色だった。

写真はどうしても光の加減やその他の条件、カメラによっても微妙に色の出方が違うので仕方無いのだけど。




翅に光が当たってキラキラ、なんと魅力的な黄色いトンボ。

それにしても、黄色のトンボと言って思い付くのはキイトトンボくらいしか知らないし、

シオカラトンボやアキアカネのメスなんかとは絶対違うと思えたので、




早速、アチコチのサイトで調べてみた結果、未成熟なショウジョウトンボの雄らしい。

(もしかしたら、未熟な雌ってこともありかも。。。)

あくまでも、・・・らしいとしか言えないのだけれど。(最近?の付く記事が多いわ~)

2017年7月1日訂正
2017年6月30日トンボの研究をなさって居られる互井賢二様よりコメントを頂きまして、
このトンボは♂ではなく♀だと教えて頂きました。
ので、ここに訂正してお詫びします。





ちなみに、成熟したショウジョウトンボの雄は此方を見て頂くと分るんですけど、

見事に頭の先から尻尾の先、目までも真っ赤かなトンボ。

名前の由来も、中国の伝説の酒飲みの妖怪”猩猩”(しょうじょう)のように赤いことからきているとか。




それにしても、翅も胸部も胴体も黄金色がつやつやで初々しくて綺麗~。

まだ生まれてから左程時間が経っていないって証拠なのかもしれない。




梅雨が明けた頃に成熟した雄のショウジョウトンボに出会いたいなぁ~。

雌でも良いけど、それだとちょっと見分けが難しいだろうから、

出来ればやっぱり真っ赤かの綺麗な雄の方を希望。果たしてこの夏会えるだろうか。






コメント (5)
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