flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

那加 平成十七年

2005-09-19 14:45:40 | 漂い紀行

(岐阜県各務原市 2005年5月10日)
 新緑の那加…並木道が鮮やかに見える。
大韓民国春川市と姉妹都市関係を結んでいるこの地は、韓流ブームによってイメージづくりに精を出している。そして、小さな湖のある市民の森整備中である…。
 木曽川の恩恵に栄えたこの地の風土に触れるため、十五年振りの所にも訪れてみた。時折、演習場から聞こえる轟音が過去からのtime machineのように思い出と共に響き渡った。

(関連記事:新境川百十郎桜平成十八年 二十年

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四日市

2005-09-19 14:37:39 | 街道・宿場町
(東海道四十三番 2005年5月4日)
 実質、三重県下第一の人口の四日市。
先入観として、空気の悪い工業地帯を持っていた。確かに付近で一番の工業地帯であるため否めない部分もあるが、近年の環境意識により非工業地帯と然程変わりないところまで改善されてきている。
 JRの駅を降り、広いが殺風景な駅前通りを歩く。交差点を越える度に賑わいを増し、近鉄駅に近づく頃には街らしい感じとなっていた。この地域での旧省線の弱さが如実に現れていた。
 駅西には百貨店が撤退した後に入った中京地区トップのスーパーが入っていた。この地は現在最大手のスーパーが誕生した土地柄でもあり、宛ら戦いの構図の様である。
 スーパーに隣接する所に、市博物館がある。
駅前にこの様な施設も珍しいが、さすがに来館者も多い。ここの特徴は展示物よりもサービス。入場券を求めるとポイントカードを渡される。次回以降の割引、無料といった内容なのである。また、付近の食事割引券も併せて付いていた。関西圏商法なのであろうか。
 街並みを歩き得られた感想は、近隣の津、桑名に負けじという気持ちが感じられたが、振り返るという部分での情緒はあまり感じられなかった。
 私の相性とは反比例である。


(関連記事:四日市宿平成二十年
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ほの山ほの川

2005-09-19 00:39:28 | 水のほとり
“ほの山”とは、愛知県東部にそびえる標高789.2メートルの「本宮山」(ほんぐうさん)のこと。
“ほの川”とは、三河の由来の一つ、一級河川 豊川(とよがわ)のこと。
大昔、この地方が「ほの国」と呼ばれていた頃から、そう呼ぶようになったのでしょう。
ほ(穂の川) → ほうのかわ → 豊(ほう)川 → 豊川 へと
長い歴史のなかで、変化していったという説があります。
標高1152.3メートルの北設楽段戸山に源を発し、三河湾へと注ぐ全長77キロの川であり、言うまでもなく、流域18市町村を潤し支える母なる川でもあります。

私は、この “ほの山”と、“ほの川”に抱かれた裾野で育ちました。
(ほの山のふもと 序より)
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