この地は以前、何度か訪れたところである。
然しながら、宿場の町並みと本陣、及び14年前開館した資料館を今回初めて訪れた。
資料を保存展示する再現棟と保存棟からなり、当時の様子をしっかり表現している。
近年、隣接する旅籠屋も公開し、東海道三十三番目の宿の面持ちをより強く現されたといえるであろう。
(関連記事:吉田宿)
(長野県木曽郡開田村・三岳村・王滝村・岐阜県大野郡高根村・益田郡小坂町 御岳県立自然公園 日本百名山60番 2004年7月26日)
この地は比較的近場でありながら今まで訪れずにいた。関所の町側から県境を越え、山腹へ。辺りは霧に包まれ、信仰の山の面持ちを呈していた。
標高1800m辺りから原生林となり鬱蒼としてくる。五分と同じ天気ではない夏の気候に、時折小雨となったり、晴れ間になったかと思うと雷鳴が轟いたり…。
辺りが暗くなってきた。安全のため2300mの植生限界地で引き返すこととした。山腹のゴンドラに乗り下方で昼食…と同時にゴンドラの運行中止が決まった。そしてまた麓の関所の町へと戻った頃には山は豪雨となっていた。