flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

東御方宝篋印塔

2010-09-02 00:00:22 | いにしえびとの睡
(岐阜市鏡島)
 一条兼良の室であったとされる東御方(ひがしのおんかた:中御門宣俊娘)の墓が乙津寺境内にある。応仁の乱で兼良と東御方は京からこの地に来ていた。それは、兼良と当時の乙津寺住職が仁和寺と兼務しており、その住職との縁があったからとされる。(または斎藤妙椿の招きによってとも伝わる)
 動乱が治まり兼良は京に戻ったが、東御方はこの地に留まり、同年暮に没している。
 墓は平成10年に改修されている。
コメント (2)
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