(フボー御嶽 沖縄県南城市知念字久高)
島の中ほど西側に、島内で最も聖地とされる場所がある。聖地とは御嶽(うたき)のことで、ここでは十二年に一度、イザイホーと呼ばれる祭事があり、島で生まれ育った三十歳から四十一歳までの女性が神女となるためにの儀式が行われる。女性は神人(かみんちゅ)、男性は海人(うみんちゅ)のならいにより、この御嶽は男子禁制の場所となっている。然し、後継者不足を理由に昭和53年(1978)を最後にイザイホーは行われていない。また、この場所ではフバワク(お祓い)と呼ばれる行事も行われる。
島の中ほど西側に、島内で最も聖地とされる場所がある。聖地とは御嶽(うたき)のことで、ここでは十二年に一度、イザイホーと呼ばれる祭事があり、島で生まれ育った三十歳から四十一歳までの女性が神女となるためにの儀式が行われる。女性は神人(かみんちゅ)、男性は海人(うみんちゅ)のならいにより、この御嶽は男子禁制の場所となっている。然し、後継者不足を理由に昭和53年(1978)を最後にイザイホーは行われていない。また、この場所ではフバワク(お祓い)と呼ばれる行事も行われる。