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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

弘前城 本丸

2013-03-15 00:00:13 | 城郭・城下町

(ひろさきじょう 鷹岡城 青森県弘前市 国指定史跡 重要文化財 日本100名城4番)
 弘前城は津軽為信によって、慶長八年(1603)に築城が開始され、それまでの堀越城から鷹岡(現在地)に移ったのが始まりである。 慶長十六年(1611)為信三男信枚(のぶひら)の代に城郭が完成した。然しながら、寛永四年(1627) 落雷により五層五階の天守を焼失し、翌年、鷹岡の地名を信枚の帰依する天海大僧正が名付けた弘前に改め、城名も弘前城となっている。これは信枚の伯母の祟りからだと考えられていたという。また、信枚と為信嫡男信建の子熊千代との継承問題(津軽騒動)が起きている。 文化七年(1810)九代寧親のとき、規模を縮小した辰巳櫓名目の天守(現存の三層櫓)築造された。廃藩後は一時、東北鎮台の分営が置かれが、明治27年(1894) 藩主であった津軽家が城跡を市民公園として開放した。
    (岩木山)        (御金蔵跡)    
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