flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

法起寺

2014-09-25 00:00:00 | ほとけのいおり

(奈良県生駒郡斑鳩町岡本 世界文化遺産 国指定史跡)
 推古天皇三十年(622)聖徳太子の岡本宮の跡地に、太子の遺言により子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりという。天武天皇十四年(685)恵施僧正が宝塔の建立を発願し、慶雲三年(706)現存する三重塔の露盤を作ったとされる。平安京遷都後は法隆寺傘下となり、鎌倉時代には伽藍を修復するも衰退し、三重塔のみになったという。延宝六年(1678)真政圓忍は、三重塔を修復し、元禄七年(1964)講堂が再建されている。
  
 講堂
 聖天堂 文久三年 金堂跡に建立
    
 複製心礎

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