flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

知立城

2018-03-01 00:00:00 | 城郭・城下町

(愛知県知立市西町西 市指定史跡 2005年8月27日)
 西町児童公園に「知立古城址」と「御殿址」と刻まれた石碑がある。知立神社の宮司を代々務める永見氏の居城とされ、戦国時代には今川氏に属したが、永見貞英のとき、今川義元が桶狭間で討死すると織田勢により攻められ落城した。その後、永見氏と親戚関係にあった刈谷城主水野氏のものとなった。そして貞英は水野忠重の娘を室とし、お万の方が生まれ、徳川家康の側室となり結城秀康を生んでいる。寛永年間(1624-43)には城跡に将軍が上洛の際に宿泊する御殿が設けられたが、元禄十二年(1699)地震により倒壊している。
 

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