(横浜市中区山下町 市指定有形文化財)
大正10年(1921)に築造された、RC造3階、延床面積1,520m2の銀行建築である。然しながら、露亜銀行は5年後に日本から撤退、その後J・H・モーガン設計事務所、昭和3年(1928)に横浜市瓦斯局、昭和10年(1935)からはドイツ領事館として使用された。第二次世界大戦後は進駐軍が使用し、昭和34年(1959)からは横浜入国管理事務所となった。その後、昭和53年(1978)から警友病院の別館として使用されたが、平成8年(1996)みなとみらい21地区に移転した。平成22年に耐震工事がされ、県有資産のテナントという形で結婚式場となり、現在に至っている。