flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

鳥辺山妙見堂

2019-12-17 00:00:00 | ほとけのいおり
(京都市東山区五条橋東)
 徒然草「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ」と書かれる通り、辺りは無数の墓標に覆われている。その中に「妙見大菩薩」の扁額を掲げる妙見堂がある。神仏習合により、妙見菩薩と同一視されていた天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を祀るため、鳥居と備前焼の狛犬があるが、日蓮宗通妙寺が享保六年(1721)から管理する飛び地境内である。また、小堀遠州作の庭を眺めるために造られた舞台がある。







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