きのう、ひとつひとつ、ていねいに切り取りました。
「ねえさん!」と呼んでいてくれそうな思いにとらわれもした朝顔でした。
十七か月の夢から醒めて、はにかむような、それでいて深い慈しみの微笑みをたたえているかのような朝顔でした。
花数が増える中、jessieが毎日「ひとつ、ふたつみっつ」と数えていました。大きなかわいい声で。明日はも一つ多く咲かなきゃと、弟も目を細めて笑っていたことでしょう。ただ、いくつ咲いても「みっつ」止まりでした。
ささやかな思いと大きな楽しみ、そのすべてを包み込んでくれた朝顔でした.
ありがとう。命のリレー、また来年……ね。
思いがけなくも、太陽を浴びた影の造形の面白さを発見。写真に収め残すことにしました。
これをもって、私の“夏じまい”と致します。
思いの一端を郵便屋さんが運んでいってくれました。