京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 自転車に乗ろう~

2009年09月14日 | 日々の暮らしの中で
そうだ、自転車に乗ろう!

と、突然に思った。
いきなり外へ。後部にはJessie用の座席がついたままになっている。緊張で腕に力が入るのか、ハンドルがふらふらする。が、どういうわけか、すぐにちゃんとバランスをとって乗れるようになる。不思議だ。3・4年は乗っていない。
楽しくなったので、これからはもっと乗ることにしよう。

“ジテ通”(学・勤)という言葉もあるように、京の町には自転車が似合う。
温暖化対策はどこへ行っちゃったのと首をかしげたい「たった千円で乗り放題」。
それよりも、どこまで走ってもただ・排ガスゼロの自転車。上がるのは私の息だけ。

「一人に一台」。この考え方の転換も始まっている。サイクルシェア・カーシェアリング(自転車・車の共同利用)という試みだ。レンタカーと違って、会員登録した者が共同で利用する。現在は市内27拠点あるという。拠点や車の数、何よりも会員数を増やし京都のまちの交通のスムーズ化につなげようというわけだ。

Jessieと一緒に大きな“あたまじゃくし”を見たハスの群生地。琵琶湖畔の草津市には、「くさつ夢風車」という風力発電の施設があった。大きな羽はほとんど動かない。帰り際、雲行きが怪しくなり風が出てきてやっと動き出し、それからはびゅんびゅん音をたてて回り始めた。風を読み間違えたらしい。採算が取れない。自然エネルギーの活用だからコストは低くても風次第で不安定。

様々な小さな活動から始まって、温暖化防止の環境整備も求められる中、「たった千円で乗り放題」を歓迎していていいのだろうか。よかないでしょ。

私にも自転車がよく似合う…とはどうもいいにくい。極力車は控えて…みようか。
 
              (7.5 くさつ夢風車の前で)
コメント (4)
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