田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ブログを移動しました

2010-04-01 16:18:32 | その他
 3年間の長い間「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」にアクセスいただきありがとうございました。
 この度、4月1日を期して心機一転新しいブログタイトル名で再スタートを切ることにしました。
 再スタートを切るにあたって、これまでのブログを新タイトル名にすると「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」の名が消えてしまうことに一抹の寂しさを覚えました。
 そこで新タイトルのブログを新たに起こすことにしました。
 新しいブログのアドレスは、

 http://blog.goo.ne.jp//taiyo5278/

です。
 新タイトル名は「WANDER!WONDER! SAPPORO CITY!」です。
 どうぞ これからも毎日更新を自らに課して札幌レポートを続けていきますのでアクセスしてみてください。よろしくお願いします!!!

島義勇像

2010-04-01 15:59:59 | 札幌(圏)探訪
新タイトル名のスタートに相応しい話題を、と思い札幌市役所に赴きました。
 
 「北海道開拓に父」とも称される島義勇(しま よしたか)の像が札幌市内には3ヶ所あると聞いています。
 一つは、北海道神宮内に、そして札幌市役所内にあることは私も知っていました。もう一つはどこに?と思っていましたが、どうやら島義勇の像ではなく功績碑が円山公園内に「島判官紀功碑」として建立されているようです。

 札幌市役所の一階ロビーは「過去、現在、未来」という構成のコンセプトになっているということで、その過去のコーナーに「島義勇像」が立てられています。
 島義勇の功績について詳細に記述することは避けますが、明治2年7月に開拓使判官に就任し、札幌を本府と定め、碁盤の目のような整然とした街並みにする工事に着手した人です。その後上司と衝突しわずか半年でその任を解かれるのですが、現在の札幌市の整然とした街並みを形成する基盤を作った人であることには違いありません。

 市役所ロビーに立つ2.5mの島義勇のブロンズ像の礎石の部分には、彼が作詩した漢詩が刻まれています。その詩を書き写してきました。

  河水遠流山峙隅  
  平原千里地膏腴
  四通発達宣開府   
  他日五洲第一都
   (明治2年 冬 作詩)

 大意は掴むことができるのではと思いますが、特に最終行の「他日五洲第一都」は、「何時の日か、世界第一(五洲第一)の大都会になるであろう」と、その壮大な夢を語っています。
 島義勇が北海道開発にかけた壮大な夢と熱意を感じ取ることができる思いです。
 また、その夢と熱意を受け継いだ後世の人たちの力で現在の様な国際都市札幌が出来上がってきたことを、「WANDER!WONDER! SAPPORO CITY」スタートの日に心に刻みたいと思いました。