魅惑的な惹句に誘われて4月3日、標記の講演会に参加しました。
けっして能弁ではなく訥々と語る中渓氏に好感を抱いたが、一方で物足りなさが残った講演会だった…。
アースウォーカー!!
この星を救うため、一人の若者が本気で立ち上がる
君は、アースウォーカーって知っているか?
今、大ヒット中の映画「アバター」。でも、それはバーチャルな世界と誰もが思う。
しかし、それは本当だった。現実だった。驚きであった。
そんな映画のアバターのように、本気でこの星を救おうとする生身の若者が、ここにいる。
彼の名前は、中渓宏一(なかたに こういち)。元一流商社マン、今はアースウォーカー。なんと小樽市在住だ。
私は、出会った瞬間、彼の言動・行動のすべてに魅せられてしまった。
この星・地球の未来が、彼の手にかかっているのだと予感した。
そんな彼が、札幌で講演するという。彼の言葉に、君も耳を傾けてみないか!?
上記は主催者が私たちに呼びかけたパンフの言葉でした。
しかし、現れた中渓氏はどこにでもいるちょっと年齢を重ねた若者(35~6歳)という感じの人でした。髪を長く伸ばしている以外は…。
話の内容も「地球を救おう!」などという気概を感ずるどころか、ロングトレイル(長い距離の野山を歩くこと)好きの若者が、その意味付けのために行く先々で植樹しているという程度にしか私には伝わってきませんでした。
というのも、中渓氏の話は旅する方法だったり、旅するアイテムの紹介だったり、旅先で出合った人とのエピソードであったり、と期待していた私には拍子抜けするような話がほとんどでした。
彼が師と仰ぐアースウォーカーの本家のポール・コーマン氏と出合ったときの衝撃、あるいはそのポール氏とアフリカを歩いてみて感じた地球の荒廃の現状、などといったことを訥々でもいい、彼なりに熱く語りかけてほしいと思ったのでした。
他に対して、自分の思いを伝え、共感を得るということはとても難しいことだと思います。しかし彼は今、職を辞してこのことに懸けているといいます。であるなら、その思いをもっと懸命に伝えようとする努力が求められるのではないだろうかと思った講演会でした。
それにしても、「この星・地球の未来が彼の手にかかっている」とは、あまりにも大風呂敷の惹句ではないだろうか?
けっして能弁ではなく訥々と語る中渓氏に好感を抱いたが、一方で物足りなさが残った講演会だった…。
アースウォーカー!!
この星を救うため、一人の若者が本気で立ち上がる
君は、アースウォーカーって知っているか?
今、大ヒット中の映画「アバター」。でも、それはバーチャルな世界と誰もが思う。
しかし、それは本当だった。現実だった。驚きであった。
そんな映画のアバターのように、本気でこの星を救おうとする生身の若者が、ここにいる。
彼の名前は、中渓宏一(なかたに こういち)。元一流商社マン、今はアースウォーカー。なんと小樽市在住だ。
私は、出会った瞬間、彼の言動・行動のすべてに魅せられてしまった。
この星・地球の未来が、彼の手にかかっているのだと予感した。
そんな彼が、札幌で講演するという。彼の言葉に、君も耳を傾けてみないか!?
上記は主催者が私たちに呼びかけたパンフの言葉でした。
しかし、現れた中渓氏はどこにでもいるちょっと年齢を重ねた若者(35~6歳)という感じの人でした。髪を長く伸ばしている以外は…。
話の内容も「地球を救おう!」などという気概を感ずるどころか、ロングトレイル(長い距離の野山を歩くこと)好きの若者が、その意味付けのために行く先々で植樹しているという程度にしか私には伝わってきませんでした。
というのも、中渓氏の話は旅する方法だったり、旅するアイテムの紹介だったり、旅先で出合った人とのエピソードであったり、と期待していた私には拍子抜けするような話がほとんどでした。
彼が師と仰ぐアースウォーカーの本家のポール・コーマン氏と出合ったときの衝撃、あるいはそのポール氏とアフリカを歩いてみて感じた地球の荒廃の現状、などといったことを訥々でもいい、彼なりに熱く語りかけてほしいと思ったのでした。
他に対して、自分の思いを伝え、共感を得るということはとても難しいことだと思います。しかし彼は今、職を辞してこのことに懸けているといいます。であるなら、その思いをもっと懸命に伝えようとする努力が求められるのではないだろうかと思った講演会でした。
それにしても、「この星・地球の未来が彼の手にかかっている」とは、あまりにも大風呂敷の惹句ではないだろうか?