北海道神宮はさまざまな願いを抱いた善男善女で溢れかえっていました。それにしてもこれほど多いとは…。そしてお御籤の結果は?
昨日(1月1日)午後3時、そろそろ参拝客も落ち着いたのではと予想し、妻と一緒に出かけたのですが、私の読みは完全に覆されました。
第二鳥居の前から参拝客の列が前に進まなくなったのです。
入場規制がなされる中、ふだんは5分もかからない第二鳥居から本殿までおよそ30分もかかってようやくたどり着きました。
※ ご覧のように善男善女がびっしりと詰めかけていました。
本殿の広場に入っても拝殿に進むまで満員電車の中のように押し合い圧し合いしながら前へ進みました。
※ 本殿内に入ってもご覧のとおり、参拝も大変です。
ようやく拝殿の一番前まで進むことができ、私に相応しい額(?)のお賽銭を投げ入れ、喧騒の中、2礼2拍手1拝の型どおりに願をかけました。
その願とは何はともあれ「健康」です。今年も「健康」で札幌の街を彷徨い続けることができるように願ったのでした。
本殿広場はお御籤や縁起物を求める人たちでやはり溢れかえっていました。
私はお神酒をいただき、お御籤を買い求めました。
お御籤の内容は?
いや、これは秘密にしましょう。やはり私一人だけのものとするのが相応しいだと思います。
その後、境内に並んだ出店をひやかしながら帰路に就いたのでした。
それにしても毎年思うのだが、これほど多くの人が神宮に集う理由は何なのだろうか? 今年の参拝客数はまだ出ていないが、例年だと三が日で約73万人が参拝するという。札幌市内にある地域の神社への参拝客を含めるとおそらく札幌市民の2/3以上の人たちが三が日で参拝するのではないだろうか?
信心する気持ちが薄くなったとも言われる現代人だが、日常の中ではその気持ちを表す機会が少なくなってはいるが、節々ではその気持ちを失っていない証ともいえるかもしれない。
私たち日本人のDNAには神道の伝統が息づいているということなのだろう思う。