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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

しびれたアジアカップ日韓戦

2011-01-26 13:14:44 | スポーツ & スポーツ観戦
 サッカーアジアカップ2011が佳境に入っている。昨夜は準決勝で宿命のライバル日本 対 韓国が激突した。期待通りの熱戦にしびれっぱなしの120分間だった。

 スポーツ好き、サッカー好きの私としてはサッカーアジアカップの日本戦はもちろん全試合テレビ観戦している。(いくら深夜になろうとも)
 レポートすべき事柄のストックも貯まっているが、ここは何を差し置いても昨夜の日韓戦に触れたいと思う。

 本田が縦横に走り回ってパスを出す
 長友が相変わらずのスタミナでサイドを駆け上がる
 そして前線で体を張って待ち構えた前田が決めた
 この試合、流れの中から決まった唯一の得点である。

 その他の3点は、2点がPKで、1点はFKでの得点だった。
 強豪同士の試合になると、流れの中での得点は非常に少なくなり、こうした試合が止まった形での得点が雌雄を決する場合が多い。
 それにしても、昨夜の試合での二つのPKはどちらも疑問が残るPKに見え、熱戦に水を差したような形になったのは残念だった。

 試合は前半が日本、後半、そして延長戦は韓国が支配していたように見えた。
 準々決勝から中2日の韓国が後半になり蘇ったように動きが良くなって見えたが、その無尽蔵とも思えるスタミナには驚いた。
 そのスタミナが延長戦の試合終了間際まで執拗に攻め続けた結果、同点ゴールを呼び込んだのだ。

 その結果、試合はPK戦にもつれ込み、これまでの汚名を返上するかのように韓国選手のPKをことごとく阻止したGK川島選手の活躍によって日本が勝利するというしびれる試合内容だった。

 決勝は4日後の29日深夜、オーストラリアとの決戦である。
 宿敵韓国に勝利したことで安堵することなく、最後の戦いを制してほしいと願いたい。

 私はここで私なりの観戦評を記しておきたい。
 それはあまり選評など語られていない長谷部選手の活躍についてである。
 彼は昨夜、延長戦に入り脚が攣ってしまったために交代してしまった。
 しかし、彼は韓国が誇る至宝パク・チソンとマッチアップし、彼に仕事をさせないために走り続けていたのである。事実、準々決勝の対イラン戦では格の違いの動きを見せていたパク・チソンは昨夜ほとんど仕事ができずに戦いを終えた。
 長谷部選手は南ア・ワールドカップから日本チームの主将を担っているが、彼のチームに対する献身的なプレー、そしてチームを鼓舞する実直なコメントはまさに主将らしい主将の姿と私には映る。
 ぜひ彼に優勝トロフィーを抱いてもらいたいと思う。