田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道四季劇場「エビータ」

2011-01-15 20:52:27 | ステージ & エンターテイメント
 何年ぶりだろう? 野村玲子さんの「エビータ」を観たのは…。思い出せないくらい遠い昔に紋別市で観た「エビータ」を今日、新装なった「北海道四季劇場」で観劇することができた。 

 1月8日にオープンした「北海道四季劇場」は杮落とし公演として、会員や元会員のみを対象とした「エビータ」の公演が行われていることは新聞報道などで知っていました。
 しかし、会員でもない私には関係ないことと考えていました。

 ところが!!
 なんと某知人から「チケットがあるので行かないか?」とのお誘いがありました。
 断る理由など一つもありません。即座に「行く!行く!」と答えていました。

        
        ※ 「北海道四季劇場」の全景です。劇場全体のコンセプトカ
         ラーは赤と黒のツートンのようです。

 劇団四季は北海道の隅々にまでもミュージカルの香りを届けてくれていましたから、オホーツク地方に住んでいた私も紋別市で行われた公演に何度も足を運びました。夜間150キロの道を車を駆って…。「エビータ」も紋別市民会館で確か10数年前に観た記憶がありました。

        
        ※ 劇場のエントランスです。これから上演されるミュージカル
         の演目が壁に描かれていました。

 今日15日、新装なった「北海道四季劇場」で再び野村玲子さん演ずる「エビータ」を観劇することができました。
 「北海道四季劇場」は札幌都心に近い大通東1丁目に位置しています。座席数994席が全て一階にあり、観劇しやすい設計が売りの一つのようです。
 私の座席は最後列と言っても良い後ろから2列目の席でした。さすがに出演者の表情は分からないものの、観劇すること自体には何の不自由もなく快適に観劇することができました。

        
        ※ 開演30分前の場内の様子です。

 「エビータ」…、私生児からペロン・アルゼンチン大統領夫人にまで上り詰めた生涯を舞台化したものですが、北海道出身の野村玲子さんのはまり役の一つとして有名です。
 張りのある歌声、小柄ながら華麗な雰囲気を身にまとった姿はまったく10数年前と変わらぬ姿がステージにありました。
 
 「北海道四季劇場」はミュージカルの専門劇場らしく、奥行きが広く天井も高く設計されているようです。また、ステージの中央部分にステージの一部が上下するせり(迫り)が二ヶ所設けられていて、既存の公共施設などでの公演とは違った演出効果が楽しめる設計となっていました。

        
        ※ 劇団四季のシンボルマークのようです。マークの色は背
         景の色が写し込まれたものです。

 これから札幌では恒常的に劇団四季を楽しむことができる環境が整いました。
 私にとっては気軽に観劇できる観劇料金ではありませんが、できれば年に何回かは楽しみたい施設が誕生したことを喜びたいと思います。