Greenerフォーラムに続き、翌18日(火)に行われた施設見学会にも参加し近隣の三つの工場施設等を見学することができた。エコに積極的に取り組む企業などを見学することで新たな知見を得ることができた。
「Greenerフォーラム」そして今回の「Greener施設見学会」ともに主催は「北海道グリーン購入ネットワーク」という団体の主催である。
グリーン購入とは…。
「購入の必要性を十分考慮し、品質や価格だけでなく環境のことを考え、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです」
と説明しています。そうした趣旨の取り組みをネットワークで結ぼうという団体のようです。
18日の施設見学は、①北海道コカコーラボトリング(札幌市清田区)、②小林酒造(栗山町)、③コープさっぽろエコセンター(江別市)を巡るものだった。

※ コカコーラの全製品が陳列されたエントランスです。
最初の「北海道コカコーラボトリング」は企業の責任として①水使用量の削減、②廃棄物発生量の削減、③エネルギー使用量の削減など、環境への負荷の軽減に取り組んでいるとのことをPRビデオで知らされた。

※ 工場説明会で提供されたコカコーラとパンフレットです。
実際の工場見学の方は、最近の工場の典型で全てがオートメーション化されているうえ、当日が休日で工場機械が稼働していないという二重苦の中ではただラインの機械を眺めるだけという無味乾燥(?)な見学となった観は否めなかった。

※ 小林酒造のレンガ造りの醸造蔵の入口です。
続く、栗山町の「小林酒造」は案内係の話から環境への配慮に関する話は一切聞かされなかった。

※ 醸造された清酒を貯蔵する貯蔵樽群です。
敢えてエコ的観点から小林酒造を見てみると、原料となる米を北海道産のものにこだわり続けていること、レンガ造りのために気温に左右されにくい古い蔵を活用して製品を製造している点などだろうか。

※ コープさっぽろエコセンターの建物です。COOPの表示
を利用して-CO2と記しています。
最後に訪れた「コープさっぽろエコセンター」はなかなか興味深かった。
今や全道展開しているコープさっぽろだが、それと同時に「宅配システム」もかなり充実しているようだ。
そうした状況の中で、店舗から出る段ボールや発泡スチロール、各家庭から宅配トラックで収集される廃食用油、新聞等の紙類などを全道から江別市にある施設に集め、集中処理しているところがエコセンターだった。

※ ダンボールや新聞類などをまとめて梱包する機械です。

※ 発泡スチロールを溶かして固めた板状のものです。
特徴的なこととして、コープさっぽろでは宅配サービスなど全道でコープさっぽろのトラックが300台走っているとのことだったが、その全ての車が収集した廃食用油をリサイクルしたバイオディーゼルを燃料として走っているとのことだった。
300台のバイオディーゼル車を保有している企業は他になく、昨年300台が一堂に会し、ギネスブックから認定されたということだった。

※ 廃食用油は500mlのペットボトルで回収され、こうして人
手でタンクに集めます。
環境負荷を軽減する取り組みは、大きな企業を中心として徐々に浸透し、また個人レベルでもかなりの人々がエコを意識されるようになってきたと思われる。
しかし、そうした動きも国全体でみるとまだまだCO2の排出量抑制の目標値をクリアするには至っていない。
世界に目を向けると、それはさらに深刻のようである。
各国がエゴを排し、共通理解の上に立ってエコに取り組むような世界がやってくることを期待したい。
それと同時に、私たち一人ひとりは目の前の、小さなことにこだわりながら環境への負荷を小さくする生活を実践することが求められているのだと思う。
まさに Think Globally, Act Locally である。
「Greenerフォーラム」そして今回の「Greener施設見学会」ともに主催は「北海道グリーン購入ネットワーク」という団体の主催である。
グリーン購入とは…。
「購入の必要性を十分考慮し、品質や価格だけでなく環境のことを考え、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです」
と説明しています。そうした趣旨の取り組みをネットワークで結ぼうという団体のようです。
18日の施設見学は、①北海道コカコーラボトリング(札幌市清田区)、②小林酒造(栗山町)、③コープさっぽろエコセンター(江別市)を巡るものだった。

※ コカコーラの全製品が陳列されたエントランスです。
最初の「北海道コカコーラボトリング」は企業の責任として①水使用量の削減、②廃棄物発生量の削減、③エネルギー使用量の削減など、環境への負荷の軽減に取り組んでいるとのことをPRビデオで知らされた。

※ 工場説明会で提供されたコカコーラとパンフレットです。
実際の工場見学の方は、最近の工場の典型で全てがオートメーション化されているうえ、当日が休日で工場機械が稼働していないという二重苦の中ではただラインの機械を眺めるだけという無味乾燥(?)な見学となった観は否めなかった。

※ 小林酒造のレンガ造りの醸造蔵の入口です。
続く、栗山町の「小林酒造」は案内係の話から環境への配慮に関する話は一切聞かされなかった。

※ 醸造された清酒を貯蔵する貯蔵樽群です。
敢えてエコ的観点から小林酒造を見てみると、原料となる米を北海道産のものにこだわり続けていること、レンガ造りのために気温に左右されにくい古い蔵を活用して製品を製造している点などだろうか。

※ コープさっぽろエコセンターの建物です。COOPの表示
を利用して-CO2と記しています。
最後に訪れた「コープさっぽろエコセンター」はなかなか興味深かった。
今や全道展開しているコープさっぽろだが、それと同時に「宅配システム」もかなり充実しているようだ。
そうした状況の中で、店舗から出る段ボールや発泡スチロール、各家庭から宅配トラックで収集される廃食用油、新聞等の紙類などを全道から江別市にある施設に集め、集中処理しているところがエコセンターだった。

※ ダンボールや新聞類などをまとめて梱包する機械です。

※ 発泡スチロールを溶かして固めた板状のものです。
特徴的なこととして、コープさっぽろでは宅配サービスなど全道でコープさっぽろのトラックが300台走っているとのことだったが、その全ての車が収集した廃食用油をリサイクルしたバイオディーゼルを燃料として走っているとのことだった。
300台のバイオディーゼル車を保有している企業は他になく、昨年300台が一堂に会し、ギネスブックから認定されたということだった。

※ 廃食用油は500mlのペットボトルで回収され、こうして人
手でタンクに集めます。
環境負荷を軽減する取り組みは、大きな企業を中心として徐々に浸透し、また個人レベルでもかなりの人々がエコを意識されるようになってきたと思われる。
しかし、そうした動きも国全体でみるとまだまだCO2の排出量抑制の目標値をクリアするには至っていない。
世界に目を向けると、それはさらに深刻のようである。
各国がエゴを排し、共通理解の上に立ってエコに取り組むような世界がやってくることを期待したい。
それと同時に、私たち一人ひとりは目の前の、小さなことにこだわりながら環境への負荷を小さくする生活を実践することが求められているのだと思う。
まさに Think Globally, Act Locally である。