ホテルへ帰り一息ついたところです。
本日のゴールとなった「層雲峡青少年旅行村入口」というのは、バス停が「陸万」というところでした。「陸万」は私の当日予定では、うまくいけば一日目のゴールに設定したところでした。それだけ計画そのものが甘かったですし、深雪の状況が想像以上に困難だったことが、その要因だと判断しています。
ということで、今後の対応ですが、これまでのペースでいくと、明日中にあるいは層雲峡温泉に到達できるかな?という状況ですが、河岸の状況がかなり難しいと予想されるので、もうこうなったら無理せずに残り二日で層雲峡温泉まで到達できればOKくらいに余裕をもって臨みたいと思っています。
今日の私はけっこう頑張ったんですよ。歩数24,840歩、距離17.5キロ。でも石狩川そのものがかなり蛇行している上、河岸には多くの堀割りが待ち受けていて、それを避けるために右に左にと、歩き回るために直線距離にそのまま結びつかないところが距離を稼げない理由となっています。
明日は両岸が切り立った岩になっているところが多く、深雪だけではなく、苦労の種が増えそうで、そのことにどう対処するかが課題となってきそうです。
それでは、あすまた。
14時50分、層雲峡青少年旅行村の入り口のところでスノーシューを脱ぎました。ここから車を駐車された白川までバスで戻ります。
あとはホテルに帰ってから振り返ってみます。
写真は石狩川でちょっと構図がいいかな?と思った一枚です。
雪がしんしんと降り始めました。風がつかないことを祈っています。
対岸には層雲峡名物(?)の柱状節理の崖が姿を現しました。
今日も現在10キロを超えました。ただ現在地がはっきりも掴めないのが不満です。目印になるものが何もありません。
写真は対岸の柱状節理です。(写真の真ん中あたり)
スタートして3時間半が経とうとしています。雪原の様子に変わりはあまりありませんが、エゾシカの足跡が目立つようになりました。腹まで雪に浸かりながら少ないエサを求めて彷徨っているようです。私は少しでも雪に埋まるのを防ごうとエゾシカが歩いた跡を辿っています。
私は昨日からずーっと石狩川の右岸を歩いていますが、対岸の左岸は崖が川面まで迫っていて、とても歩けるような状況ではありません。右岸もやがてそのような状況になるかもしれません。そのときにどう判断するか、その場の状況で対処しようと思っています。
写真は川面まで崖が迫った左岸の様子です。
行動開始1時間が経過しました。
太陽は顔を隠してしまいましたが、無風で降雪もなく良いコンデションです。
相変わらずの深雪ラッセルでのろまなカメさん状態は変わりませんが、それなりに進んでいます。
周りは白い雪と木肌の灰色、時おり顔を出す石狩川の黒い流れと、完全なモノトーンの世界です。聞こえるのはスノーシューが雪を踏みしめる音だけ。歩みを止めると石狩川の流れがかすかに聞こえてきます。誰もいない、何も聞こえない、雪原の中、孤独を楽しんでいます。
そうそう先ほどからなぜか河岸にエゾマツの人工林が広がっています。写真はその様子です。
朝、ちょっとしたアクシデントがあり、昨日よりやや遅れてのスタートとなりました。
天候は晴れ、風もなく好コンデションです。身体の方はやや疲れが残っていますが、せめて昨日くらい距離を稼ぎたいと思います。
それではスタートします。