昨年末から取りかかっていた「めだかの学校」の来年度野外講座の企画がこのほどようやく固まった。百点満点とはけっして思ってはいないが、それなりの企画ができたのでは?と思っている。はたしてあなたの採点は??
私が所属する「めだかの学校」は自分たちで企画を立て、お互いに学び合うグループである。時には外部の方にも呼びかけて、共に学ぶ場も設けている。
私の企画担当は昨年に引き続き野外講座「さっぽろの古を訪ねて」を担当することとなった。昨年は「札幌の成り立ちを訪ねる」ということで札幌市内の各所を巡ったが、来年度はテーマを「お雇い外国人の事績を辿る」として、見学先をいろいろと検討した。
検討してみて意外なことが判明した。北海道には明治初期(明治4~14年)の短い期間にアメリカを中心として78名ものお雇い外国人が北海道の開拓のために来道し、北海道発展のための礎を築いたのだが、その足跡が意外に残っていないことが分かった。このことは北海道命名から150年を経た今、日本や北海道の近代化が著しく、彼らが残した多くの施設や建物などが新しく更新されてしまったことを意味するのかもしれない。
そうした中で、私たちは苦労しながらも彼らの功績を讃えて建てられた銅像(ケプロン、クラーク、クロフォード)を巡ること、幌内鉄道の敷設に尽力したクロフォードの功績を展示する小樽市総合博物館を訪れること、クラークの構想のもとホイラーやブルックスが具体化した北大第二農場を訪れること、クラークの教えを形とした札幌独立キリスト教会でお話を聴くこと、などを巡る計画を立て、このほど関係の方々から了解を得た。(エドウィン・ダン記念館は昨年訪れたために除外)
この企画は私たちだけでなく、広く受講者を募るために募集パンフレットを作成する必要があった。そして作成したパンフレットが下のようなものである。プロが作成するものと比べるとクドイという印象は免れないが、どうしてもその全てを知っていただきたいために説明的となってしまうが、しかたがない。
さてどれだけの方から応募していただけるか?昨年同様定員いっぱいになることを願っているのだが…。
しかし、私たちの企画が本当の意味で評価されるのは、実際の運営にかかっている。これから受講者募集、運営方法など考えること、準備しなければならないことは多い…。
※ もう少し鮮明なものを、と思ったのですが、結局写真で取り込む方法しか思い浮かびませんでした。
※ さあ、今夜はいよいよサッカーアジアカップの決勝戦である。宿敵カタールとどう戦うか?明日のブログで喜びの報告ができることを切に願いながら…。