予約したDVD資料を西区民センター図書室に受け取りに行く際、珍しく徒歩で向かった。意図的に小路を歩いたのだが、そこには北国特有の光景が見られたり、なにやら興味深いお店を発見したりすることができた。
西区民センター図書室へはいつも車で向かっていたのだが、今日は何の風の吹き回しか?歩いて行ってみようと思い立った。そうすると私の性癖(?)で未知の道を歩いてみたくなる。西区民センターに向かう際、二十四軒地区界隈の小路を歩いた。以前から取り組んでいる「札幌ぶらり散歩」である。そうそう珍しい物件に出会うことも少なくなってきたのだが、この日もちょっとだけレポできる物件に出会うことができた。
北国特有の光景
よく言われることだが、札幌は年間の積雪量の総量が5mと言う。(最近はそれほどではないようだが…)そのため札幌市民にとって、冬季の雪かきは頭の痛い問題である。同時に寒さ対策も重要である。
そこで札幌の一戸建て住宅で目立つのが「玄関フード」という風避け、雪避けの施設である。写真の家は玄関先だけでなく、階段まで覆ってしまっている。やり過ぎでは?と外部の者には見えてしまうが、ご本人にとっては真剣に検討された結果なのだと思われる。
続いても札幌市内の公園でよく見られる光景である。公園の一部が小高い丘になっているのだ。転勤などで本州から来られた方などから不思議がられるそうだ。何を隠そう、この小高い丘は冬季雪が降り積もると、幼児や小学校低学年の子どもたちにとってはスキー遊びをする格好の場なのだ。札幌っ子は、スキー場デビューする前にこの丘で練習をするのである。もちろんその他にもねらいはあると思うのだが…。
何々?「いるとき、いるだけ」って何のお店?
やはり二十四軒界隈を歩いている時だった。赤く目立つ看板で“いるとき、いるだけ”という文字が目立った。「何じゃ、そりゃ!」ということになる。気になってしまいお店に近づいた。お店の戦略にまんまと乗っかってしまった。近づくと看板の下に「DRIEFRUT MOMOCARGO」と記されていた。ドライフルーツの専門店のようである。
なるほど店内には小瓶に入った各種のドライフルーツがきれいに展示されていた。入店すると購入しなければならない。店外から写真を撮るだけで失礼した。