いつものようにお正月3日、私たちは北海道神宮に向かい、参拝し、御神酒をいただき、干支の神楽焼を購入し、お御籤を引き、最後に甘味処でぜんざいに舌鼓を討つ、とまるで毎年のルーティーンをこなすようにして初詣を終えたのだった。ただし、一つの例外を除いて…。
今年も箱根駅伝のT V中継で青山学院大の圧勝劇を見届けて、私たちは北海道神宮に向かった。天気は生憎の雪だった。
※ 北一条通に立つ北海道神宮「第一鳥居」です。
正月3日を初詣と決めたのはいつのことだったか?札幌に転居早々1日に初詣をして、その人出の多さにうんざりして、少し落ち着きが出る3日と決めたのはずいぶん前だったように思う。以来、ずーっと3日に初詣と決めている。
※ 表参道「第二鳥居」を目ざす初詣客の人たちです。
私たちは北1条通りの表参道を「第一鳥居」、「第二鳥居」とくぐり、参拝に向かった。参拝客はけっして少なくはなかったが、混雑を極めているというほどでもなかった。
※ 「第二鳥居」です。鳥居下階段に雪が見えないのは、ロードヒーティングをしているようです。
初詣はいつも順番、所作を決めている。今年もいつもと同様だった。ただし、一つだけ違っていたのはコロナ禍のためということで御神酒の授与が中止されていた。あるいは使い捨ての紙コップなどで授与が継続されているのではと期待もしたのだが、仕方のない措置だろう。
※ 「手水舎」はコロナ禍とあって完全閉鎖でした。
※ 拝殿の前には少し人だかりでできていましたが、それほど待ち時間はありませんでした。
※ 御神酒授与所(一番右側)は張り紙が張られて中止の告知がざれていました。
その他はいつものとおり今年一年間の安寧を願い参拝し、今年の干支である寅の神楽焼を購入し、お神籤を引いた。今年は「中吉」ということだった。
※ お御籤は読み終えた後、私も皆に倣って縛り付けました。
神宮社殿でのルーティーンを終え、境内に出店する屋台を冷やかし「円山公園口鳥居」から北海道神宮を後にし、甘味処である「六花亭円山店」に向かった。特別に甘党でもない私だが、初詣の後だけはなぜか甘いものを欲する。以前は表参道沿いにあった甘味処「巧」で味わっていたのだが、一昨年で閉店したために昨年はどこにも寄らなかった。今年はリサーチしたところ「六花亭円山店」でぜんざいを味わえるという情報に接したために訪れたのである。幸い(?)に「六花亭円山店」は表参道からも裏山道からも少し離れているため賑わってはいたものの、すぐに席に着くことができた。
※ 屋台はいつも冷やかすだけで何かを購入することはありません。
※ 「円山公園口鳥居」をくぐり、北海道神宮境内を後にしました。
※ 「六花亭円山店」の入口です。
私は「土鍋ぜんざい」、妻は「ポットパイ(オニオン)」をオーダーした。ぜんざい土鍋に入って熱々のものが提供された。非常に甘味が強く感じたが、その甘味がお正月を感じさせてくれた。
※ 私が味わった「土鍋ぜんざい」です。
※ 妻がオーダーした「ホットパイ(オニオン)」です。
こうして初詣のルーティーンを終えた私たちであるが、今年も病気などに罹らず落ち着いた一年であることを願いながら自宅に帰り着いた。
自宅に帰り着き、買い求めた小さな寅の神楽焼をあらため、過去に購入したものと合わせて10体になったことを確認した。10年前に十二支を揃えるまで健康で毎年参拝したいと誓ったのだが、残り2体 卯(兎)と辰(竜)となった。この目標は何としても達成したいと願った新年でした。
※ 今年の干支「寅」の神楽焼です。
※ 今年の「寅」を含めて10体が揃いました。あと2体です。
よろしくお願いいたします。
初詣というよりも八甲田山というか、雪中強行軍訓練中、という感じの写真ですね!
ぼくのような地元民はともかく、本州の方がご覧になったら驚愕の光景ではないでしょうか。
もっともその分、温かいぜんざいを口にする喜びは一入と思います。
来年、再来年も干支のコンプリート目指して頑張ってください。
コンプリートの後は、もちろんのこと、二巡目三巡目を目指していただきます!
新年を期して、HNを変えて心機一転といったところですか?おおいに結構なことです。
さて、干支の楽焼は残り二つとなりました。まあ、十二支揃ったところが限度でしょうな。とりあえず後2年、なんとか頑張ってみますわ。