「歌姫」と表現するのが相応しいのかどうか迷いながら表現したが、ウクライナの民族楽器バンドゥーラを奏でながら、抜群の歌唱力、透き通るような高音の響きは満員の聴衆を魅了し続けた。これほど感動させられたステージは記憶にないほど素晴らしいステージだった。
※ ナターシャさんが抱えているのがウクライナの民族楽器バンドゥーラです。弦の数が63弦もあるそうです。
昨日(9月23日)午後、札幌エルプラザホールにおいて札幌弁護士会主催「平和のとりでを築く講演&コンサート」が開催され参加した。
私は当初、コンサートは講演の添え物的存在なのでは?と思いながら参加した。しかし、内実はむしろコンサートがメインだったのではと思えるような時間配分で、なんとナターシャ・グジーさんのステージは90分間という本格的なステージだった。
※ コンサートはもちろん写真NGでしたが、ネット上にコンサート時とまったく同じような写真が見つかりました。コンサートの雰囲気を想像していただけると思います。
ナターシャさんは現在42歳ということだが、すでに来日23年ということで日本語がとても堪能であり、日本の歌のカバー曲もその内容を十分に理解したうえで情感たっぷりに歌う姿が印象的だった。90分間のステージで歌った曲は次のとおりである。
◆キエフの鳥の歌 ※ウクライナ民謡
◆踊る娘(ナターシャ作詞・作曲)
◆歌旅人(コブザーリ)
◆いつも何度でも(作詞:覚和歌子/作曲:木村弓)
◆防人の歌(さだまさし作詞・作曲)
◆シェドリク ※ウクライナのクリスマスキャロル
◆秋桜(コスモス)(さだまさし作詞・作曲)
◆わがキエフ※日本の「ふるさと」に該当するウクライナ人の愛唱曲
◆鳥の歌(カタルーニャ民謡)
どの歌も素晴らしかったが、私としては特に1977(昭和52)年、山口百恵さんが歌って大ヒットした「秋桜(コスモス)」が特に心に浸みた。山口百恵さんの素晴らしい表現力も記憶に残っているが、ナターシャさんのそれはまた全く違った魅力に満ちた「秋桜(コスモス)」を披露してくれた。
彼女の歌に会場がどれだけ感動したかは、コンサート後のロビーにおいて彼女のCDが販売されていたが、黒山のような人だかりができていたことからも、いかに多くの方々が感動したのかが窺い知れた。
※ ナターシャさんは現在一生懸命母国を応援する活動を行っています。
彼女の歌った「秋桜(コスモス)」がユーチューブで公開されている。ブログに張り付ける努力をしてみようと思うが、(https://youtu.be/3ci_J5894b0)上手くいかなかった場合はぜひご自身で検索してみて視聴してほしい。彼女の魅力を実感できると思います。
なお、肝心の(?)の弁護士会の講演の方も考えさせられる内容だった。近日中にレポできたらと思っている。
どうも私の技術ではYouTubeを貼り付けることができませんでしたが、視聴していただけたのですね。ありがとうございます。
彼女は声高にロシアを非難するわけではなく、ただただ彼女のできる範囲で母国の人たちを応援したい、助けたいという思いが溢れていたようなステージでした。
早速チャレンジしてみます。
現代機器に弱い私にとっては、ブログ一つ発信するのもなかなか大変です。
アドバイスありがとうございました😭