田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北東北の縄文遺跡を巡る旅 第6日

2023-10-16 18:43:00 | 道外の旅
今日は一日、雨が降ったり、止んだり、不安定な一日でしたが、遺跡見学には特別不都合はなく、見て回ることができました。
 まずは、岩木山さんの山麓に広がる弘前市の「大森勝山遺跡」です。当初は日曜日の翌日ということで、「あるいはダメかも?」と思っていたのですが、なんとボランティアではなく、教育委員会の職員が対応してくれて、今回もマンツーマンで親切な説明をしていただきました。しかも、閉館していたガイダンス施設まで開けてくれての対応でした。私がが特別なにかをしたわけではないのに…。東北人の優しさに頭が下がります。
 ここ「大森勝山遺跡」もそうですが、東北の場合はストーンサークルなど墓や祭祀の場の遺跡が多いようです。このあたりに縄文人の特色のひとつがあるような気がします。
 続いて、昨日訪れたつがる市の「亀ヶ岡石器時代遺跡」から発掘され一躍縄文時代の人気者(?)となった「遮光器土偶」(愛称:しゃこたん)を模したどでかいモニュメントを駅舎の壁におっ建てた「木造駅」を訪ねてその巨大さにびっくりしてきました。 


※ 木造駅の巨大なしゃこたんです。

 これで本日の予定は終わりだったのですが、時間が余り過ぎました。
 そこで予定を変更して、外ヶ浜町の「太平山元遺跡」を訪ねることにしました。というのも、こちらの遺跡はボランティアガイドのサービスをしていないということだったので、もし遺跡が見られるなら、それでOKにしようと思ったのです。案の定、遺跡そのものは開放されていて見学が可能でした。しかも、規模が他の遺跡と比べると小さかったので、短い時間で見終えることができました。ここは縄文初期の古い遺物がいろいろと発掘されているようです。現地ではガイダンス施設の建設がされており、来年開館のようです。そうすると、貴重な展示物がたくさん見られるかもしれません。


※ 太平山本遺跡の全景です。

 明日は北東北の遺跡の最後、青森市の小牧野遺跡」と「三内丸山遺跡」を見学の予定です。
 消えてしまった初めの投稿では、この後もこの旅に関わるエピソードを書いたのですが、それまで書き起こす気力がありません。日を改めて投稿します。


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