田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ついに完成!さっぽろラウンドウォーク セクション10

2024-10-14 19:30:37 | さっぽろラウンドウォーク
 70代のお爺たちがさっぽろラウンドウォーク140キロをついに完成することができた!最後のセクション10は、距離こそ約16キロと長かったものの、セクション9、2と険しいルートを体験したお爺たちにはむしろ易しいルートに映ったのではないだろうか?

     

 本日、ラウンドウォークの最後となるセクション10(すずらん公園渓流口 ⇒ 真駒内駅)を実施した。参加者はこのところのいつものメンバー6人が顔を揃えた。コンディションは絶好の秋晴れに恵まれ、私たちの最後を後押ししてくれた。
 9時20分、地下鉄「真駒内駅」に集合して、直ぐにバスに乗車してセクション10のスタート地点の「すずらん公園渓流口」に降り立ち、それぞれ準備して10時05分にスタートした。

   
   ※ 晴天、そして適度な冷気の中ラウンドウォークの始まりです。

 最初はすずらん公園沿いを走る道々453号線を15分ほど歩き、最初のポイント「真駒内滝野霊園」に導かれた。ルートは霊園を縦断するように設定されている。メンバーはお墓を横目に歩くが、さまざまな形のお墓がきれいに立ち並び、霊園の名のごとくまるで公園内を歩くように楽しんで歩いているようだった。

   
   ※ 真駒内滝野霊園内を往くメンバの方々です。

 霊園内の名所(?)の一つ「八角堂」のところでは、大きな鐘が釣り下がっており「一突き100円」と案内が出ていたので、100円を集金箱に入れ一突きさせてもらった。

  
    
    ※ 大鐘を突く私です。

 その後、さらに霊園の名所となっている「ストーンヘンジ」、「頭大仏」、「モアイ像」などを巡って歩いた。メンバーの中には初めて訪れたの人もあり、一つ一つが珍しいためか、なかなか前に進めず、時間がかかってしまった。

   
   ※ 真駒内滝野霊園の名物、モアイ像の前で記念写真を撮りました。

 霊園を後にし、再び道々453号線沿いを往き、今度は新興住宅地の「サンライズ真駒内」に導かれた。この時すでに11時45分。「真駒内 虹の緑地」という名の公園風のベンチで一休みすると、メンバーから「ランチにしよう!」との提案がありランチタイムとした。

   
   ※ 屋根が付き、陽光を避けての昼食です。

 ランチの後、「サンライズ真駒内」を縦断し、またまた道々453号線に出て、「札幌芸術の森」、「関口雄輝記念博物館」などを横目に見ながら、「札幌市立大学」へと歩を進めた。「札幌市立大学」は「真駒内川」の河岸段丘のような形状を利用して校舎を建築しているユニークな校舎であるが、ここも横目に見ながら先へと歩を進めた。
 そしてルートは道々453号線の裏側を流れている「真駒内川」沿いを往くルートを淡々と進んだ。途中、川沿いに造られた「石山こだま公園」で休憩を入れた後、今度は道々453号線を跨ぎ、札幌のユニークな公園として知られる「石山緑地」へと導かれた。「石山緑地」は「札幌軟石」を掘り出した跡を公園化したところであるが、初めての人もいたのでコースを若干外れたが、公園全体(南ブロック)を見て回った。

    
    ※ 石山緑地内の中心「ネガティブマウンド(石の広場)」です。

 その後、石山地区市街地に建つ、歴史的建造物である「旧石山郵便局(ぽすとかん)」、「旧定山渓鉄道石山駅」を眺め、さらには「旧定山渓鉄道線路跡」も見ながら、地域の公園である「石山北公園」内を進んだ。
 「石山北公園」から、道路が幾重にも交差する「石山陸橋」を潜り、「北海道警察学校」を左手に見ながら進んだ。ここの歩道がユニークで、道路とは段差があり、森の中の一部を歩くような造りになっていた。
 そして最後は、地下鉄「真駒内駅」裏に広がる通称「桜山」(正式名:真駒内保健保安林)内を進んだ。緑に囲まれた「桜山」は地域住民の恰好な散歩道ともなっているようだった。

   
   ※ 「桜山」内の散策路を往くメンバーの方々です。

 そして「桜山」から道路に導かれると、そこはもう地下鉄「真駒内駅」のすぐ傍だった。
 ゴールにたどり着いたのは14時45分。昼食、休憩時間も含め4時間40分のウォーキングで、マップ上の距離は約16kmだが、私のスマホの歩測計では約18kmだった。

   
   ※ ゴールの地下鉄「真駒内駅」前で、最後の記念写真を撮りました。

 リード文でも触れたが、前回(セクション2)、前々回(セクション9)と比べると、今回のセクション10は起伏も少なく、気象条件も最高で、全員が気持ち良く最後のウォーキングを楽しめたようだった。
 とはいっても、メンバーの年齢が年齢である。一人Y女史だけは60代だが、男は皆70代である。平均年齢を計算してみたところ76.2歳と出た。この年齢で毎回10キロ以上の距離を歩き続けたのだから、私たちは自らを誇ってよいのではと思っている。
 最高齢のN氏からは、早くも来年の企画の提案を口にされた。今はひとまず、計画をやり遂げたことの充足感を味わいたいと思っている。