現在開催中の「道美展」(北海道美術作家協会展)の絵画部門において知人が北海道新聞社賞に輝いたことを知った。70人が出展する中で第3席(素人の判断だが…)に相当する入賞である。知人の長年にわたる研鑽に拍手を贈りたい。
現在、札幌市民ギャラリーにおいて第56回の道美展が開催中である。昔、職場を共にしたOさんから開催を知らせる案内を受け取った。私は美術に関してはまったく疎く、関心も薄い。しかし、Oさんが出展しているとあってぜひ観賞してみたいと思った。というのも前々回の開催を私は偶然にも鑑賞する機会があり、そこでOさんの作品を観て他の作家とは違った淡い色遣いに興味をいだき、「今回はどんな画だろうか?」と興味をもったからだ。
市民ギャラリーには、絵画、工芸作品、写真などの作品が市民ギャラリーのほぼ全館を占めるように展示されている様子は圧巻だった。
私は全ての作品をじっくりと鑑賞するほど熱心ではない。ひたすらOさんの作品を探し求めた。するとまず「和」と題する作品が見つかった。期待どおりに淡い鮮やかな色遣いで日本の原風景のような田舎の景色が描かれていた。そこでOさんが道美展の「会友」であることを知った。
Oさんの作品を観終わって、興味は入賞作品に移った。すると、奨励賞とか、会員賞、会友賞などの札が目に入ったが、大きな賞が見当たらない中、「えーっ!」と思わず声を出しそうになった。なんとOさんの二つ目の作品が「北海道新聞社賞」という札が付いているのを確認したのだ。作品名「回る!回る!」という100号の大作だった。色遣いはOさんの特徴である淡く明るい色調は変わらず、遊園地のメリーゴーランドの楽しい様子が描かれていた。
「北海道新聞社賞」というのは絵画部門でいえば、「北海道知事賞」、「協会賞」に続いて第3席の位置付けのようだ。いやいや失礼ながらOさんがそれほどの実力者などとは知らなかった。素晴らしい快挙である!入賞おめでとうございます!
Oさんのこれからの活躍にも注目したいと思う。
ちなみに「北海道知事賞」は「白昼夢 Ⅰ」と題して札幌駅前の様子を描いた一枚だった。こちらは素人の私からも「さすが!」とは思ったのだが、「協会賞」に輝いた「集合写真2024」は作品全体が暗く、私にその良さは分からなかった。
美術については腰が引け気味の私だが、食わず嫌いといわずに少しは関心をもちましょうか?
※ 絵画の写真については、私のカメラの性能が良くないために正確に撮れてはいないことをお断りしておきます。作者様には申し訳ありません。
とっても嬉しいです。
なのにお会いできず残念無念。
技術等まだまだな私ですが、明るくて見てくれた方全員が幸せになれるようにと思いながら描いています
来年はもっと会場中に幸せいっぱい広がる作品を目指して頑張りますので是非今度は会場でお会いできたらと思っています!
ほんとうにOさんの画は明るい色調で、観た人が幸せになれるようにという思いを感じさせてくれる画ですね。
あるいはOさんとお会いできるかな?という微かな期待はあったのですが残念でした。
来年はぜひともお会い出来たらいいですね。来年を期待しています。