いよいよ2021シーズンのJ1リーグ戦が開幕した。我が愛する北海道コンサドーレ札幌は、今季初戦をホーム札幌ドームに横浜FCを迎え、5対1と願ってもない素晴らしい戦いぶりで2021シーズンを好発進した!
※ 本日掲載の写真は全てテレビ画面を写したものです。
今日は2月27日(土)、北海道札幌はまだまだ雪の中だが、サッカーJ1リーグは開幕した。
長年、コンサドーレを応援し続け、ホーム戦にはできるだけスタジアムに駆け付けるようにしていたのだが、昨年来どうしても“密”の状態を避けたい思いがあり、スタジアムから遠ざかってしまった。今日も悩んだのだが、結局はテレビ観戦で我慢することにした。
※ 本日の札幌ドームには約11,000人のサポーターが駆け付けたという。
今シーズンのコンサドーレの下馬評は必ずしも芳しいものではなかった。経営が苦しい中でも積極的に補強し、私としては期待しながらシーズンインを待っていたのだが、新聞評を見るかぎり上位予想をする評価は皆無のようだった。
ワクワクしながら試合開始のホイッスルを聞いたが、開始後2分、早くも試合が動いた。駒井選手が見事なミドルシュートで先制したのだ。すると続いて4分、今度は金子選手も同じような位置から2点目を奪取した。思わぬ展開に驚きながら試合展開を見守った。
※ この日2得点と大活躍の金子選手がゴールを決めた後の喜びの表情です。
その後膠着状態が続く中、コンサDFのミスを突かれ1点を返されたが、今日のコンサは勢いが違った。前半終了間際、ロペス選手が、そして再び金子選手が続けざまに得点して、前半を4対1で折り返した。
※ 昨シーズンはケガに泣かされたチャナティプ選手は元気な姿で、この日1得点しました。
後半に入ってもコンサの勢いは止まらず、完全に試合をコントロールして追加点のチャンスを何度も掴んだがゴールに嫌われるシーンが続いた。特に新人の小柏選手の動きは抜群だったのだが、得点シーンは生まれなかった。昨年のケガから復活したチャナテップ選手が5点目をゲットし、相手の息の根を止める効果があった。
※ 抜群の動きを見せた新人の小柏選手です。今後も期待されます。
試合終了5分前には、コンサに再び入団したレジェンド小野選手をピッチに送り出す余裕を見せ、結局5対1という完勝といってよい勝利を収めた。
※ コンサに復帰した小野選手も後半ピッチに立ちました。
今日の試合で嬉しかったのは、昨年ケガでほとんど一年を棒に振ったチャナテップ選手と、新人の小柏選手の活躍である。コンサとしては主力がほとんど残留した中で、昨年いなかった(活躍できなかった)二人が活躍したことにより、昨年以上に層が厚くなったことだ。特に小柏選手の活躍は見事で、レギュラーの位置を掴み取ったかのような印象である。その他、金子、ルーカス、駒井、宮澤選手らが健在なのも頼もしい。
※ コンサイレブンを統率する道産子でコンサ生え抜きの宮澤選手は頼りになります。
リーグ戦の幕は明けたが、これから全20チームによる長い長い戦いが始まる。はたして今シーズンのコンサはどんな戦いぶりを見せてくれるのか?コロナ禍に苦しむ道民に明るい話題を届けてほしいと願いたい。この思いはどのチームのサポーターも同じ思いに違いない。コロナ禍が一日も早く終息して、スタジアム内にサポーターの歓声が響き渡る日が戻ってくることを願いたい。そしてそのような中で我が北海道コンサドーレ札幌が快進撃を続けることを願いたいと思った。