標高62mの小山に登って初登山だって!?いやいや何を隠そう、モエレ山は札幌市東区のれっきとした最高峰なのだ。眺望は抜群なのである!冗談はさておき、モエレ沼公園の雪の中に遊んだ。
本日特に予定のなかった私は久しく訪れていなかったモエレ沼公園の冬を感じたくて公園に向かった。雪道で走りづらかったこともあり、自宅から約45分かかって公園の駐車場に着いた。私は冬の事情をよく分かっていなかったために夏の駐車場(第一駐車場?)に車を停めたが、多くの人は公園内部に設けられたガラスのピラミッドに続く第二駐車場に停めていた方が多かったようだ。
私はモエレ沼公園で遊ぶためには、スノーシューが良いか、スパイク付き長靴が良いか迷ったが、おそらく多くの市民が雪を踏みつけているであろうと考えスパイク付き長靴を選択し、「モエレ山」に向かった。
第二駐車場のすぐ前がモエレ山である。日曜日とあって多くの親子連れがそり遊びやスキー遊びに興じていた。私は親子が興じている横を黙々とモエレ山々頂を目ざした。雪面は私の目論見通り親子たちによって踏み固められており、長靴で十分だった。ひと汗かく間もなく山頂に立った。山頂からの眺めは素晴らしかったが、やや霞んでいたため抜群の眺望とはならなかったのが残念だった。下山は北面の夏には階段が付いているところを下った。
※ モエレ山の登り口です。多くの親子がそりやスキーに興じていました。
※ モエレ山の中腹から山裾の方を見たところです。
※ 山頂から様子です。遠くにガラスのピラミッドが望まれます。
※ 山頂からJRタワーなど札幌中心部を見たところです。
※ モエレ山の北面です。山頂近くに階段横の手すりが真っすぐ伸びています。
続いて直径2mのステンレス柱を組み合わせた三角錐の形をした「テトラマウンド」に向かった。こちらも公園の散歩コースとなっていて、硬く踏み固められていた。ステンレスの柱はやはり冬に見ると、冷たさが際立っているようにも見えた。
※ 寒さの中に佇むステンレス製の「テトラマウンド」です。
苦労したのは、モエレ沼公園のもう一つの山(?)「プレイマウンテン」の登行だった。こちらまで足を延ばす人は少ないようだった。足跡はいくつか残っていたが、こちらはツボ足同然で、一歩一歩深く雪に足を取られながらの登行となった。このプレイマウンテンの西面は石が階段状に積み上げられており、野外フェスなどには絶好のロケーションに思われるのだが、大規模な野外フェスなどが行われたことはあるのだろうか?
※ 曇り空の下のプレイマウンテンです。
※ プレスマウンテンの山頂近くで階段状になった石段が露出していました。
※ プレイマウンテン山頂からモエレ山を見たところです。右側に階段の手すりが延びています。
※ プレイマウンテン山頂から見た「テトラマウンド」などです。
当初はできれば公園内のその他の施設(例:サクラの森、海の噴水など)も訪れてみたいと思っていたが、ツボ足では到底不可能と判断し、最後に「ガラスのピラミッド」を訪れて最後とした。ガラスのピラミッドはモエレ沼公園を象徴する施設でオールガラス張りのユニークに建物である。私はピラミッド内で疲れた体を一休みさせて退去したが、施設内にはこの公園全体をプロデュースしたイサム・ノグチの彫刻作品が展示されていた。
※ 「ガラスのピラミッド」の正面です。
※ 「ガラスのピラミッド」を至近距離から見た図です。ピラミッドと称していますが、純粋の正四角錐ではなく、裏側は複雑な形をしています。
※ 「ガラスのピラミッド」の内側から撮った一枚です。
※ イサム・ノグチの「オンファロス」と題する花崗岩製の彫刻です。
モエレ山では毎年早春に斜面を利用した「爆走そり大会」が開かれていて一度見てみたいと思っている。昨年はコロナ禍で中止になったようだが、今年はどうなのだろうか?今の状況では厳しいようだが、開催されるようであればぜひ見てみたいと思っている。
田舎おじさん様の、言ってみれば「雪遊び」のご様子が楽しそうで羨ましいです。いや、羨ましがってないで、自分も外に出ればいくらでも遊ぶ場所はあるんですが。何しろ小樽の郊外ですから。
ぼくのほうが、よっぽど「田舎オジサン」かも知れませんが、ハンドルネームがかぶるので「田舎貴公子」くらいで我慢しておきます。もしくは「田舎二枚目紳士」とか。
※不当表示の苦情は受け付けかねます
追伸:彫刻のオンファロスを、田舎おじさんが持参して召し上がった握り飯(炊き込みごはん、もしくは味噌味でラップに包んだ状態)と見間違えていました!
ところで「しろまめ」の由来は説明されていましたっけ?「しろまめ」もいいけど「田舎貴公子」もいいですねぇ。