新聞に「東京五輪コースに記念銘板」と題する記事が掲載された。「これは面白いかも!」と思った私は、早速マラソンコース脇に埋め込まれた11ヵ所の銘板を撮り歩いた。
東京オリンピックのマラソンコース上の発着地点、5キロ毎のポイント、中間地点など11ヵ所に記念銘板が埋め込まれ、それを撮ろうとする市民や観光客から人気であると新聞記事は伝えていた。その記事を見た私は「これは面白いかも!」と思い、その全てを写真に収めようと早速実行に取り掛かった。
どのように撮り歩くかと考えた時、コースを歩きながら撮り歩くという選択肢も考えられたが、今の私の体力ではちょっと厳しいと考え、自転車に乗りながら撮り歩くことにした。それでも全てを撮り終えたら2時間半も経過していた。それではスタート地点から順に同じように見える11ヵ所の記念銘板を周りの風景と共に掲載することにする。
◇スタート地点 中央区大通西4丁目 札幌大通公園前郵便局前
◇ 5キロ地点 中央区南9条西3丁目 ローソン前
◇10キロ地点 豊平区平岸2条2丁目 歯科医院前
◇15キロ地点 北区北16条西1丁目 藤女子大裏
◇20キロ地点 北区北13条西8丁目 北大工学部前
◇中間地点 北区北7条西6丁目 時間貸し駐車場前
◇25キロ地点 北区北16条西1丁目 藤女子大裏
◇30キロ地点 北区北13条西8丁目 北大工学部前
◇35キロ地点 北区北17条西1丁目 時間貸し駐車場前
◇40キロ地点 北区北13条西8丁目 北大工学部前
◇ゴール地点 中央区大通西3丁目 地下鉄大通駅6番出口近く
新聞記事が掲載されたその日だったので、あるいは同じように考える人がいるかな?と思ったが、私が直接目にしたのは北大工学部前の40キロ地点でカメラを向けている人に出会っただけだった。
記念銘板を捜し歩く中で、苦労したのが銘板が30センチ四方と小さく、全体が黒っぽいために目立たないために近くへ行ってからあちこちとキョロキョロしながら捜し歩かねばならなかった。また、地図読みを間違えて行き過ぎてしまったり、方向違いだったりしてけっこう苦労してしまった。また、ほとんどの銘板は選手たちの進行方向の左手歩道に設置されていたのだが、北大工学部前の3か所と35キロ地点の4ヵ所だけは右手歩道に設置されていたため見つけるのに時間がかかってしまった。結局、全てを撮り終えるのに2時間半もかかってしまったが、心地良い疲労と共に一つのことを成し遂げた(?)満足感が 私の中に広がった。