田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道北の「北海道遺産巡り」に行ってきます!

2022-07-02 05:27:06 | 道内の旅

 北海道遺産は3次に分けて、合計67件が選定されている。そのうちから道北で選定されている6件の北海道遺産を実際にこの目で確かめようと本日より3泊4日の日程で道北地方を巡ってくることにしました。

 私が所属する「めだかの学校」では、本年度後期(10月から)の学習の一つとしてDVDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」を企画している。N PO法人「北海道遺産協議会」が選定している北海道遺産は67件あると前記したが、そのうち2001年と2004年に選定された計52件がDVDに収録されていることを知った。そこでそのDVDを活用してフォーラムの形で学び合う計画を立てた。そのDVDフォーラムの司会進行役を私が仰せつかったこともあって、できるだけ多くの北海道遺産を体験しておくことがフォーラムを進めるうえでより有意義なフォーラムにすることができるのではないかと考えた。

 収録された52件を眺めてみた時、曲りなりに私が体験したり、見たりしたものはおよそ38件あった。残りは?と見た時、それは道北地方と道東地方に多かった。そこで今回、より効率的に回ることができる道北地方の6件の北海道遺産を巡ってみようと思い立ったのである。その6件とは?

 ① 増毛の歴史的建物群 

 ② 留萌のニシン街道

 ③ 天塩川

 ④ 稚内港北防波堤ドーム

 ⑤ 宗谷丘陵の周氷河地形

 ⑥ 土の博物館「土の館」(上富良野町)

 「増毛の歴史的建造物群」はずいぶん該当する歴史的建造物がありそうだ。旧多田商店、旧商家丸一本間家、旧増毛小学校等々…。できるだけ廻ってみたい。

 「留萌のニシン街道」は現存している鰊番屋は2ヵ所(留萌市の旧佐賀家漁場、小平町の旧花田番屋)しかないらしい。苫前町の岡田家はすでに解体されてしまったということで町の郷土資料館に展示されている道具などを見ることになりそうだ。

 「天塩川」は茫洋として把握しづらいが、天塩町の河口のところと、中流域にあたる音威子府町で天塩川に近づいてみたい。

 「稚内港北防波堤ドーム」はおおよそ場所も把握しているし、敷地も広範囲ではないので取材は容易だろう。

    

 問題は「宗谷丘陵の周氷河地形」である。周氷河地形そのものは広大な面積を誇っている。天塩川同様に茫洋として掴みづらいが、今のところに二方向から時間と相談しながらトレッキングしてみたいと考えている。

 最後の「土の博物館・土の館」であるが、ここは以前に訪れた時に残念ながら休館日で訪問が叶わなかったところである。施設そのものはそれほど大きくはないので、取材は容易なのではと思っているが…。

 以上が、今回予定をしている「北海道遺産」である。その他にせっかくなので美瑛町の「青い池」、富良野市のTVドラマ「北の国から」の聖地巡礼も体験してみたいと思っている。

 予定としては3泊4日でと思っているが、走る距離が長いので予定通りにいくかどうか、やや不安なところもある。無理せずに旅そのもの(移動すること)を楽しみたいと思っている。道中、また「道北旅日記」を投稿したいと考えているので、お読みいただければ幸いである。

 なお、反対にいつも立ち寄らせていただいている皆さまのブログにアクセスできない場合があるかと思いますがご容赦ください。

 それでは行ってきます!


きのとやサロンコンサート~親子で楽しむクラシック

2022-07-01 15:05:00 | ステージ & エンターテイメント

 「〇歳のあかちゃんから大人まで一緒に楽しめるコンサート」というコンセプトの音楽会は、子どもたちの歓声や泣き声も音の一部となってアットホームな雰囲気の中、気軽なクラシックコンサートを楽しんだ。

        

 本日午前、八軒中央連合町内会と三角山放送局が共催し、菓子メーカーの「きのとや」が協賛する「きのとやサロンコンサート」八軒中央会館を会場に開催された。参加料金が1,000円と格安だったこともあり、参加することにした。

 会場はカーペット張りの上に座布団を敷いて聴くという、なんとものんびりしたスタイルのコンサートだった。(但し、私は後方に用意されていた椅子に座らせてもらったが)集まった聴衆は幼児を連れたお母さん方と私のようなシニアの方が半々くらいで、全体としては50名くらいのお客さんだった。

   

   ※ 写真のようにカーペットに直に座って演奏を聴きました。

 出演は、道内外で積極的に演奏活動を展開しているアンサンブルグループ奏楽(そら)のメンバーだった。奏楽には現在80名ほどのメンバーが所属しているということだが、今回はその中からオーボエの岩崎弘昌さん、ヴァイオリンの廣瀬綾さん、ピアノの前田朋子さん、そしてソプラノの高橋雅子さんの4名が出演し、演奏を披露してくれた。

 演奏していただいた曲目は…

 ◇ 主よ人の望みの喜びよ/J.S.バッハ

 ◇ チャルダッシュ/モンティ  ※ヴァイオリン独奏

   

   ※ 超絶技巧を要する「チャルダッシュ」を子どもの目の前で演奏する廣瀬さんです。

 ◇ 軍隊行進曲/シューベルト  ※オーボエ独奏

 ◇ 私のお父様にお願い/プッチーニ  ※ソプラノ独唱

 ◇ トルコ行進曲/モーツァルト  ※ピアノ独奏

 ◇ 美女と野獣/モーリス・ラヴェル

 ◇ 小さな世界 世界一周バージョン/シャーマン兄弟

 ◇「千と千尋の神隠し」より いつも何度でも/木村弓

 ◇「ハウルの動く城」より 世界の約束~メリーゴーランド/木村弓・久石譲

 ◇ バスに乗って/谷口國博

 ◇「となりのトトロ」より さんぽ/久石譲

 ◇ ベルが鳴る/櫻井映子

というようにクラシックとは言っても、よく知られた曲がほとんどであり、後半はアニメソングが主であったから、子どももお母さんたちも楽しめたようだ。もちろん私も…。

   

  ※ 奏楽の魅力の一つが、MCを務める前田さんの柔らかな語り口です。雰囲気がぐっと柔らかくなります。

 奏者たちもリラックスした面持ちで、子どもたちの興味を惹くような仕草が時折り顔を出し、楽しい雰囲気を醸し出していた。私は「奏楽」の演奏をこれまで4~5回聴いているが、いつも柔らかな雰囲気を醸し出す演奏で楽しませてもらっていたが、今回もその期待どおりの演奏だった。

   

   ※ コンサートの終盤、お母さんも子どもたちもノリノリでした。

 さらには協賛のきのとやから焼き菓子のプレゼントがあり、「きのとやサロンコンサート」と冠を付けているに相応しいコンサートだったことも好ましく感じさせてくれた。